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眞紀子世代、ユーミン世代と「女のコトバ」

世代を軸に分析する新語・流行語(前編)

2015年6月20日(土)

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 かねてから筆者は、新語・流行語に関する「ある仮説」を持っていました――新語・流行語の世界では「1960年代生まれの女性の存在感が大きいのでは?」。

 例えば1964年生まれの女性について考えましょう。芸能人で言えばYOU(ゆう・以下敬称略)がこの世代に該当します。本稿ではこの世代を便宜的にYOU世代と呼ぶことにします。

 このYOU世代が22歳であった1986年。4年制大学に通っていた人たちが卒業を迎えて、就職することになった年です。世の中では、男女雇用機会均等法の施行という大きな出来事がありました。つまりこの世代は、女性の社会進出が本格的に進んだ時代に社会人となった最初の世代であるわけです。

 この世代が、新語・流行語大賞の受賞語の幾つかに絡んでいるのです。例えばオヤジギャル(受賞年は1990年・以下同)、負け犬(2004年)、アラフォー(2008年)といった具合です。

 1968年生まれ(YOUの4歳年下)の筆者は、これらの言葉が少し年上の女性たちと密接に関係していることを、体感的に知っていました。それゆえ、新語・流行語の世界では1960年代生まれの女性の存在感が大きいのでは?という仮説を持っていたのです。

 こうなると気になるのが「他の世代」の動向です。そもそも他の世代の女性たちは、どんな新語・流行語に絡んでいるのでしょうか。そしてYOU世代に関連する新語・流行語の受賞傾向は、他の世代に比べて「特殊」なのでしょうか。

 今回の「社会を映し出すコトバたち」は、新語・流行語大賞の受賞語のうち「女性関連の言葉」を、世代別に紹介・分析しましょう。本稿はその前編です。

眞紀子世代(1)仕事・趣味の新しい地平

 分析対象とする女性は「戦後の昭和生まれ」とします。また分析対象とする新語・流行語は原則として「新語・流行語大賞(1984年創始)の受賞語」とします。

 また各世代の代表を、1944年生まれ(2015年で71歳になる人・以下同)、1954年生まれ(61歳)、1964年生まれ(51歳)、1974年生まれ(41歳)、1984年生まれ(31歳)と設定します。前述したYOU世代(男女雇用機会均等法の第1世代)から見て、10年単位の先輩・同輩・後輩世代に相当します。

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「眞紀子世代、ユーミン世代と「女のコトバ」」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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