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オヤジギャルも、アラフォーも、YOU世代のコトバ

世代を軸に分析する新語・流行語(中編)

2015年6月27日(土)

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 新語・流行語大賞の受賞語のうち女性関連の言葉を、世代別に紹介・分析するシリーズの「中編」です。

 前編の眞紀子世代・ユーミン世代に引き続いて、中編ではYOU世代(定義は後述)について分析しましょう。新語・流行語の歴史の中で、YOU世代が本当に「特別な存在感」を持つ存在なのかどうか。引き続き検討します。

(注:前編の予告では、このテーマについて前編・後編の2回に分けて紹介する旨、記載しておりました。しかしながら、YOU世代に関する解説内容が膨らんだため、前編・中編・後編に分ける構成に変更させていただきました。ご了承ください)

YOU世代(1)この世代のあらまし

 本稿を執筆するきっかけは、1964年生まれであるYOU世代の存在にありました。この世代が関係する新語・流行語のなかに、オヤジギャル、負け犬、アラフォーなど、個人的に印象深く感じている言葉が多いからです。

 本稿では1964年生まれの女性を、タレントのYOU(ゆう・以下敬称略)にちなんでYOU世代と呼ぶことにしました。ちなみに1964年生まれの有名人には、女優の薬師丸ひろ子、高島礼子、麻生祐未などがいます。また1964年をはさんで前後5年に生まれた人を広義のYOU世代と定義します。

 YOU世代が22歳だった1986年には、男女雇用機会均等法の施行という大きな出来事がありました。YOU世代にとって1986年は、4年制大学の卒業者が就職を迎える年でした。つまりこの世代は、男女雇用機会均等法の第1世代であるわけです。

 またYOU世代が22歳から27歳であった1986年から1991年は、日本がバブル景気に沸いていた時期に当たります。つまりYOU世代は社会人としてキャリアをスタートした時に、経済的に恵まれた社会状況を体験していたことになります。

 もちろんバブル崩壊後(1991年以降)のYOU世代(27歳以降)は、働き盛りの時代を不景気と共に過ごしました。

YOU世代世代(2)バブル的ライフスタイル

 さて新語・流行語大賞の歴代受賞語の中には、バブル経済当時のYOU世代が絡んだ言葉が幾つか存在します。

 まず紹介したいのが、1989年(YOU世代の25歳の年)の受賞語である「Hanako(ハナコ)」。これはマガジンハウスが1988年に創刊した女性雜誌の名称。現在もおなじみの雜誌です。この雜誌が取り上げた情報が、YOU世代の女性に人気だったのです。

 雜誌が牽引する女性文化と言えば、前編で紹介したアンノン族(1970年代の流行)も思い出されるところです。創刊当時のananやnon-noで人気の記事は「国内の旅行情報」などでした。いっぽうHanakoの場合は「ブランドもののショッピング情報」や「海外旅行の情報」などの記事が人気だった、という違いがあります。消費文化の深化や好景気などを背景に、消費の質がより派手になった印象があります。

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「オヤジギャルも、アラフォーも、YOU世代のコトバ」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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