• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「交際0日婚」の名付けの裏にある興味とは?

芸能報道の◯◯婚を分類してみよう(前編)

2015年11月7日(土)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 芸能報道において、結婚報道は定番中の定番でしょう。とりわけ今年は、芸能界の結婚ラッシュが話題になっています。例えば山本耕史さんと堀北真希さん(2015年8月22日)、福山雅治さんと吹石一恵さん(2015年9月28日)といった大物カップルの結婚報道が記憶に新しいところです。

 ところで、この種の結婚報道に付き物なのが「◯◯婚」という言葉ではないでしょうか。例えば山本耕史さんと堀北真希さんの結婚では「交際0(ゼロ)日婚」という言葉が話題になりました。

 この◯◯婚という語形は、芸能メディアや世間の好奇心を正直に表現している気がしてなりません。交際0日婚という言葉からは「交際期間がまったくないのに結婚したのか!」という驚きが見えますし、できちゃった結婚という言葉からは、婚前の懐妊に対する世間の複雑な感情が見え隠れしています。

 そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は、芸能報道に登場した◯◯婚を徹底的に分類してみたいと思います。数々の◯◯婚を観察することで、芸能メディアや世間が「結婚の何に注目しているのか?」を探る趣向です。

 今回はその前編。まずは「結婚までの経緯」に焦点をあてる言葉を特集してみましょう。

経緯に注目する◯◯婚(1)アプローチ

 芸能に関する◯◯婚でまず目につくのが、結婚相手に対する「アプローチの方法」を表現した言葉です。つまり彼が彼女に対して、または彼女が彼に対して、どのように接近して、どのように距離を縮めていったかを取り上げた言葉です。

 このパターンでよくあるのが「彼と彼女が、共通の趣味・興味でつながっている」というもの。最近だと、女優・タレントの釈由美子さんの結婚(2015年10月10日/相手は実業家)について、日刊ゲンダイなどのメディアが「山ガール婚」と伝えています。報道によれば、登山好きの釈さんのために、相手の男性が未経験者にもかかわらず彼女の登山に付き合ったエピソードがあるそうです。

 また、お笑い芸人のだいたひかるさんの結婚(2013年5月25日/相手はアートディレクターの小泉貴之さん)について、日経ウーマンオンラインが「文具婚」と伝えた例がありました。だいたさんが主催した文具イベントに、小泉さんが自らデザインした手帳を持ち込んだことが、出会いのきっかけだったそうです。

 このように、同じ趣味や興味が結婚のきっかけになることは、芸能界のみならず一般社会でもよくあること。ネットワークゲームをきっかけにした結婚を意味する「ネトゲ婚」などの言葉も存在します。

 いっぽうでアプローチ系の◯◯婚の中には、積極的な手法(場合によっては「やや強引」とも思える手法)を冠した言葉も少なくありません。「餌付け婚」「追い詰められ婚」「ストーカー婚」といった言葉です。

コメント0

「社会を映し出すコトバたち」のバックナンバー

一覧

「「交際0日婚」の名付けの裏にある興味とは?」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック