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「中国式グローバル経済」へと舵を切る習近平政権

欧米の経済エリートが絶賛した「開放的な態度」は本物?

2018年4月18日(水)

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博鰲アジアフォーラム年次総会の開幕式で演説をする習近平(写真:AFP/アフロ)

 ダボス会議のアジア版(?)という評価もある中国が主催する博鰲アジアフォーラム年次総会の開幕式(4月10日)での習近平の演説が素晴らしい、と欧米の経済エリートたちがやたら持ち上げている。中国の対外開放拡大を打ち出し、知財権を強力に保護するといい、輸入自動車の関税引き下げや合弁自動車企業の外資持ち株比率制限の緩和、金融市場の外資参入制限の緩和などを約束した。

 世界中のグローバル企業関係者たちはこの演説に拍手喝采。中国に貿易戦争をしかけた米トランプ大統領も、こうした習近平の発言に感謝と歓迎の意をツイッターで早速表明。アナリストたちは、米中貿易戦争は回避されると安堵し、アジア株、米先物株も一時的に上昇した。トランプの攻撃にうまく対処し、トランプのメンツをたてつつ、国際社会の懸念を解消したという評価が報道され、国際通貨基金(IMF)理事も元国連事務局長も元WTO事務局長も習近平があたかも自由貿易と国際秩序の擁護者であるかのように絶賛。中には中国の専制政治すら肯定する投資家やグローバル金融関係者まででてくるほどだ。

 だが、ちょっと待て。本当に、これは私たちが望むフェアで自由で開放的な経済の方向性なのだろうか。

コメント26件コメント/レビュー

>  今回は福島さんのレポート内容を全力で否定するコメントが多いですね。(018/05/10 00:20)
その割には 『とても参考になった 95%』。 『参考にならなかった  1%』ですね。
バブル対応策に関連しての日本経済研究は、国務院の国家発展改革委員会の優秀なメンバーが既に充分行っており参考となる事項については人民代表大会常務委員会に対して報告された結果、一帯一路などの中国主導の巨大経済圏構想が始動しています。
今回のコラムは、現地で生活する筆者ならではの視点で、現地市民レベルでの日本研究ブームについて記されており、とても参考になった感じましたが、視点が市民レベルなのでバブル崩壊を体験した日本の読者には否定する部分もあったのではないでしょうか。(2018/05/10 12:33)

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「「中国式グローバル経済」へと舵を切る習近平政権」の著者

福島 香織

福島 香織(ふくしま・かおり)

ジャーナリスト

大阪大学文学部卒業後産経新聞に入社。上海・復旦大学で語学留学を経て2001年に香港、2002~08年に北京で産経新聞特派員として取材活動に従事。2009年に産経新聞を退社後フリーに。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

>  今回は福島さんのレポート内容を全力で否定するコメントが多いですね。(018/05/10 00:20)
その割には 『とても参考になった 95%』。 『参考にならなかった  1%』ですね。
バブル対応策に関連しての日本経済研究は、国務院の国家発展改革委員会の優秀なメンバーが既に充分行っており参考となる事項については人民代表大会常務委員会に対して報告された結果、一帯一路などの中国主導の巨大経済圏構想が始動しています。
今回のコラムは、現地で生活する筆者ならではの視点で、現地市民レベルでの日本研究ブームについて記されており、とても参考になった感じましたが、視点が市民レベルなのでバブル崩壊を体験した日本の読者には否定する部分もあったのではないでしょうか。(2018/05/10 12:33)

【“農民”たちは搾取されたが、その代わりに中間層が形成され、その中間層を賄賂や利権という形で取り込んでいった】
異論があります。中国農民の搾取は古来より行われておりましたが長い間中間層は形成されませんでした。近年の開放政策でようやく、農民工の汗で生み出された付加価値の大部分は国家のインフラ整備、充実というかたちで人民に還元され、生活水準は格段に向上しています。
翻って我が国を含む自由資本経済圏の現状を観るに、格差は拡大し袋小路へと向っております。
現在の自由資本経済では原理的に『強い者勝ち』となり、広大な中国がグローバル資本を野放しにてしまえば、人民は外資の簒奪にまかされてしまう可能性は大です。
【秩序のないような国家】と云われますが、現政権の一貫した秩序は『悪しきグローバリゼーションから国民を守る』という原則に従っていると思えます。
最近はようやく国民もその秩序を理解し【「中国に習近平の独裁は必要なのだ」】と云う意見が多くなったのだと考えます。
私達が多用する【国際社会が求める共通の利益】と云う言葉はその意味をもう一度吟味する時期にあるのではないでしょうか。(2018/04/25 16:46)

> 有権者のボリュームゾーンである高齢者が相変わらず洗脳にかかっているのが痛いですね

最近は若年層にも蔓延しつつありますよ。
ことさら日本を褒め称える気もないし、その手の記事や番組にも食傷気味ですが、その反動からか、「中国礼賛、日本負けた」記事の氾濫と、それに対する共感・支持層増大が気がかりです。
コメントなど拝見する限り、若い世代がかなりの比率を占めているように感じます。(2018/04/19 11:05)

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