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党大会直前「七中全会」コミュニケを読み解く

習近平独裁へ着々、暗き道か、共産党瓦解への道か

2017年10月18日(水)

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「七中全会」のコミュニケには「習近平独裁」への道筋が浮かび上がった(写真:新華社/アフロ)

 第19回党大会(10月18日)前の最後の中央委員会全体会議である七中全会が14日に閉幕し、コミュニケが発表された。その中身は、なかなか中国人民にとっても、国際社会にとっても暗いものである。コミュニケの中身を整理しつつ党大会の行方を占ってみよう。

習近平が完全に仕切った

 まず、この七中全会は、習近平が完全に仕切ったという印象だ。つまり党大会も習近平の主導で進められていきそうだ、ということだ。

 新華社が発表したコミュニケを読み解くと、まず、党規約改正について、三つの文書が審議されることが決定した。その一つはおそらく、習近平の治国理政の指導思想が書き込まれるのだが、コミュニケではその指導思想を「習近平総書記の一連の重要講話精神と治国理政新理念新思想新戦略」と書いている。

 そして、「全党全軍全国各民族人民を団結させ、安定の中での任務を求める基調を堅持し、国内国際の二つの大局を統括し、“五位一体”の全体采配推進、“四つの全面”戦略采配を統括して推進し、新発展理念をぶれずに貫徹実施し、ぶれずに改革を手堅く推進し、ぶれずに党風廉政建設と反腐敗闘争を推進し、様々なリスクへの挑戦には有効に対応し、イノベーションとマクロコントロールをうまくし、安定成長、改革促進、構造調整、民生を統括し、リスク予防の各種工作を行い、社会主義経済建設、政治建設、文化建設、社会建設、エコ文明建設を全面的に推進し、軍隊改革と建設を深化させ、対香港マカオ工作、対台湾工作を積極的にうまくやり、中国の特色ある大国外交を全面的に展開し、全面的に厳格な党を治める各種工作をしっかりやり、経済の安定発展を維持し、社会を調和的に安定させ、第19回党大会を開催するための良好な条件を創った」とした。

コメント19件コメント/レビュー

日本にとっては北朝鮮よりも中国の方がずっと怖い存在だと思っている。
特に北が無くなった場合を想像すると、今よりもっと恐ろしい状況もありうる。
習近平はトランプとの会談時のミサイル事件で、でくのぼうと揶揄されたりしていたが、
これほど権謀術数に長けたトップもなかなかいるものではない。
侮れる存在ではないと思う。(2017/10/19 13:30)

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「党大会直前「七中全会」コミュニケを読み解く」の著者

福島 香織

福島 香織(ふくしま・かおり)

ジャーナリスト

大阪大学文学部卒業後産経新聞に入社。上海・復旦大学で語学留学を経て2001年に香港、2002~08年に北京で産経新聞特派員として取材活動に従事。2009年に産経新聞を退社後フリーに。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

日本にとっては北朝鮮よりも中国の方がずっと怖い存在だと思っている。
特に北が無くなった場合を想像すると、今よりもっと恐ろしい状況もありうる。
習近平はトランプとの会談時のミサイル事件で、でくのぼうと揶揄されたりしていたが、
これほど権謀術数に長けたトップもなかなかいるものではない。
侮れる存在ではないと思う。(2017/10/19 13:30)

そう言えば、
 来月にロシア革命100周年を迎えるのですね。ソ連は74年と1ヶ月ほど保ちまし
たが、中華人民共和国は2023年迄 保てばソ連を超える。これは偶然なのか
2023年は次の代の主席の治世1年目ですね。急に前に出てきた陳敏爾氏がなるのか
習近平氏が続投するのか、はたまた習氏が党主席と言う名前の上皇となり院政を敷くのか、
わかりませんが

、古来中国には文章興国論があるとか?布告宣告が名文だと政権の人気が騰がるのだと
この場合7中全会のコミュニュケは官僚の作文みたいです。中央委員と言う選良向けだ
としても、全体の筆勢の弱さと右顧左眄からの絞れない論点による逡巡ぶりが分かる。
 自慢する前期5年の成果にしても 反腐敗なぞ政策でも何でもない。賄賂が潤滑剤の
中国役人気質にしても腐敗が無いのが本来アタリマエです。自身の成果として誇りたい
なら「腐敗を起こした土壌としての中国共産党」の自己批判が必要な筈ですが
そのような偽善的な誠実は、もはや無いようです。 もう一度言いますが

 全権力を握るということは、全責任を負うと言うことです。
ぁ、責任を問うものを粛清すれば、ダイジョウブか?(2017/10/18 23:32)

民主集中制=共産主義政党および社会主義諸国家において公式の組織原理とされたもので、民主主義的中央集権制ともいう。自由主義的分散主義と官僚主義的集権主義の双方と異なり、民主主義の原則と中央集権主義の原則とを統一したと称される論争的概念。ひとことでいうと、共産党の独裁です。(2017/10/18 22:38)

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