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郵便局投信、「マイナス金利」下の再出発

「ますますくん」は復活するか?

2016年2月18日(木)

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いろいろなタイプのますますくん。岐阜県の山奥出身です

 世界経済への不安が高まる昨今。来たるべきリベンジの時を見据え、ひたすら牙を研ぐ一人の男(?)がいる。日本郵政グループの元祖ゆるキャラ「ますますくん」だ。2005年、日本郵政公社(現・日本郵政グループ)が投資信託販売を始めるのに際し、マスコットキャラクターとして誕生した。つぶらな瞳と、すらりと伸びた手足が特徴だ。現在はゆうちょ銀行に所属し、投信販売を象徴するゆるキャラとなっている。

 当時、郵政公社は新たな収益源として、他社が組成した投信の販売に力を入れており、ますますくんも各地のイベントに引っ張りだこだった。だが、開始当初は順調だった郵便局での投信販売も、2008年のリーマンショックで急減速。その象徴だったますますくんは「戦犯」として表舞台から姿を消した。詳細は2015年7月27日の日経ビジネスオンライン「悲劇のゆるキャラ、『ますますくん』の復権なるか?」を読んでほしい。

 ますますくんが姿を消してから10年近く。このまま日の目を見ることなく一生を終えるかと思われていたが、再びスポットライトが当たろうとしている。ゆうちょ銀が日本郵便、三井住友信託銀行、野村ホールディングスと共同で資産運用会社「JP投信」を立ち上げ、2月22日からオリジナルの投信を全国の郵便局やゆうちょ銀の直営店、計約1500カ所で販売するのだ。

 ますますくんが再び表舞台に立つ。記者はこの日を待ち望んでいた。苦渋の時期を耐えてきたますますくんも奮い立ったに違いない。

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「郵便局投信、「マイナス金利」下の再出発」の著者

杉原 淳一

杉原 淳一(すぎはら・じゅんいち)

日経ビジネス記者

2005年、日本経済新聞社に入社し、大阪経済部に配属。2009年に東京に異動し、経済部で銀行や農林水産省、財務省、金融庁などを担当。2015年4月から日経ビジネスで金融機関を中心に取材している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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