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メガネスーパー、100人で店舗を「御用改め」

「現場社長」が示唆するもの

2018年3月30日(金)

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 眼鏡チェーンのメガネスーパーが、長い低迷期を脱し、回復しつつある。

 メガネスーパーは高度経済成長期、大量仕入れ・大量販売の典型的な量販店モデルで成功した。だが、2000年代後半に入ると、「JINS(ジンズ)」や「Zoff(ゾフ)」などSPA(製造小売り)型のブランドの台頭によって、低迷する。2008年4月期からは営業赤字が続き、債務超過にも陥った。上場廃止が噂されるほどだった。

 そんな中、13年に経営再建を託されトップに就任したのが星﨑尚彦CEO(最高経営責任者)だ。星﨑氏のもと様々な改革を実行し、16年4月期には営業黒字に転換。減少が続いていた売上高も15年を底に少しずつ伸びてきている。

 記者は、日経ビジネス2/19号「企業研究」に掲載するべく、メガネスーパーを取材した。

 星﨑氏はいつ会っても、スーツではなく、パーカー姿だ。星﨑氏の取り組みは、「現場が見えない」と嘆く企業に1つの解を示しているような気がした。

 メガネスーパーには一風変わった取り組みがある。CEOの星﨑尚彦氏自ら、多いときには100人もの社員を率い、全国の店舗をまわる「キャラバン」だ。その様子はまるで「御用改め」。キャラバン隊は、店舗によってバラつきがちな商品の陳列を統一し、さらには持参した脚立にのぼり看板の位置までかえる。店外では星﨑氏も一緒になってチラシ配りやお客の呼び込みに精を出す。各店舗の現状を把握し、全国370店舗の力の底上げを図るのが狙いだ。店舗の全従業員とも面談し抱えている課題を聞き出す。低迷期にあった2014年から続け、現在はもう4周目になる。

 記者は、千葉市と東京の4店舗をまわるキャラバンに同行する機会を得た。

 2017年12月8日午後4時、100人のキャラバン隊は千葉市内の3店舗をまわり終え、最後の店舗である東京の秋葉原駅前店に向かった。記者は、星﨑氏が運転する通称「1号車」に同乗。キャラバン隊は朝から休みなく働いている。「これでようやく休憩か」と思いきや――。

3店舗目の千葉市・ペリエ稲毛店で作業するキャラバン隊(写真:竹井俊晴、以下同)
キャラバン隊は脚立も持参。自分たちで看板の配置もかえてしまう

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「メガネスーパー、100人で店舗を「御用改め」」の著者

白井 咲貴

白井 咲貴(しらい・さき)

日経ビジネス記者

2017年3月大学卒業、大学では国際政治学を専攻。同年4月、日経BP社に入社。日経ビジネス編集部に配属され、旅行・レジャー・ホテル業界、家具・雑貨専門店を担当している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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