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「子どもにスマホ」は安全か

有害アプリを防ぐフィルタリングの課題

2016年6月7日(火)

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 親が安心してスマホを子どもに持たせるにはどうすべきか。有効なのが有害サイトの閲覧やアプリの利用を制限するフィルタリングサービスの活用だ。ただスマホのフィルタリングには課題もある。

 30代半ばに差し掛かった記者の友人の多くが子を持つ親となった。夜泣きに保育園の不足、パートナーとの仕事の分担など、友人たちの頭を悩ませる問題は数多い。最近、必ずと言っていいほど話題に上るのが「自分の子どもにスマートフォン(スマホ)を持たせるべきか」という問題だ。

 子どもがスマホを通して不適切な情報に触れることを恐れる親が記者の周囲には多い。「小学校を出るまでスマホは持たせない」と断言する友人もいる。

 だがスマホをはじめとするデジタル端末は今後ますます必要不可欠なインフラになっていく。あらゆる情報が端末に流れ込む時代、小さな子どもを持つ親が安心してスマホを持たせるためにどうすればいいだろうか。

フィルタリングで有害なサイトを制限

 有効な方策の一つが、有害情報へのアクセスを防ぐフィルタリングサービスを申し込むことだ。通信キャリア各社はネットスターやデジタルアーツといった国内のフィルタリング事業者のデータベースを活用し、出会い系やアダルト、ギャンブル、グロテスクなどといったカテゴリに当たるサイトを制限できるサービスを提供している。

 従来型携帯電話、いわゆる「ガラケー」はキャリアのネットワークを制限するだけでフィルタリングできた。しかし、スマホではそう単純ではない。スマホは無線LAN経由でもインターネットに接続できるので、キャリアのネットワーク外に出て行ける。

 そこでNTTドコモは「SPモードフィルタ」で自社ネットワークからの有害サイトへのアクセスを制限しつつ、専用のブラウザ「ファミリーブラウザ」をインストールしてもらうことで、無線LAN経由での有害サイトへのアクセスを防ぐ仕組みを導入している。KDDIやソフトバンクもそれぞれ「安心アクセス」や「スマホ安心サービス」といった名称でキャリアのネットワークから無線LAN経由まで制限をかけられるサービスを提供している。

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「「子どもにスマホ」は安全か」の著者

飯山 辰之介

飯山 辰之介(いいやま・しんのすけ)

日経ビジネス記者

2008年に日経BP社に入社。日経ビジネス編集部で製造業や流通業などを担当。2013年、日本経済新聞社に出向。証券部でネット、ノンバンク関連企業を担当。2015年4月に日経ビジネスに復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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