• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

気が重い新規アポ取り、代行します

法人営業も外注の時代に

2016年6月16日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日本の労働生産性は先進国比較で下位にランクされて久しい。2014年、OECD加盟諸国、34カ国との比較で21位にとどまる。特に指摘されているのがホワイトカラーの生産性の低さだ。日本企業の長時間労働の是正が叫ばれ、政府もこれを後押しする。今年春には、1カ月の残業が80時間を超える社員が1人でもいる事務所に対し、立ち入り調査する方針まで発表した。ホワイトカラーの生産性を上げ、残業時間を削減することはどの企業にとっても、もはや待ったなしの課題だ。

 それでも各社の残業削減策を取材すると「事務職ではかなり業務の効率化が進んでいるが、営業職はどうしても夜遅くなるのは仕方がない」「営業は売ってなんぼ、時間の許す限り新規顧客を取りにいくのはとめようがない」などとまるで「営業は聖域」と言わんばかりだ。

 だが、そうした営業職でも業務が大幅に効率化できるかもしれない新たなサービスが登場している。法人営業における新規アポ取りの代行業だ。

営業スタッフは商談に集中できる

 営業活動は見込み顧客を探してターゲットリストを作り、電話をして担当者との商談アポイントを取ることから始まる。商談を重ね契約がまとまれば、既存顧客となり、あとは定期的な営業活動に切り替わる。そして、多くの場合、1人の営業スタッフがこれらすべての営業活動をこなしている。

 アポなしで企業に訪問する飛び込み営業もあるが、法人営業の場合、多くは事前に電話でアポを取るケースが一般的だ。だが、もちろん、そう簡単にはアポは取れない。代表窓口や受付担当者が商談をしたい相手がいるだろう部署に取り次いでくれない「門前払い」をされたり、仮に担当部署につながったとしても「担当者不在」と言われたりしてしまうことも多い。

法人営業における新規アポ取りを代行するベンチャーのWEIC(ウエイク)。東京都中央区にあるオフィスではアポハンターと呼ぶスタッフが依頼を受けた企業の営業スタッフに代わってアポ入れをする(写真:竹井 俊晴)

 アポが入った後の商談や既存顧客への営業活動に比べ、新規のアポ取りは多くの営業スタッフにとってきつい仕事だ。そうした状況に目をつけて生まれたのが、法人営業における新規アポ取りの代行業だ。

 その1社、東京都中央区にあるベンチャーのWEIC(ウエイク)の内山雄輝社長は「日本の法人営業は1人の営業スタッフが新規開拓から受注活動まで担うので効率が悪い。中でも新規のアポ取りは精神的にも苦しい作業。アポ取りは外注し、社内の営業スタッフは商談に専念させた方が生産性が上がる」と話す。

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「気が重い新規アポ取り、代行します」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

店長や売り場主任などの管理職は、パートを含む社員の声を吸い上げて戦略を立てることが重要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長