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グーグルは「AI」で人類の職を奪っていくのか

開発進む「身近なAI」

2016年6月29日(水)

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 世は空前の「AI(人工知能)」ブーム。米国の名だたる大手IT企業はこぞって「AI(人工知能)」の研究開発に力を入れている。中でも先頭を行くのは、やはり米グーグルだろう。

 今年4月、グーグルのサンダー・ピチャイCEO(最高経営責任者)は社内外に向けたレターで「モバイルファーストからAIファーストへ。このことが全ての人の働き方を劇的に変えられると信じている」というメッセージを送った。

 既に社内リソースをAIの研究開発に集中的に注いでおり、今年3月には、グーグルの子会社が開発した囲碁ソフト「AlphaGo(アルファ碁)」が世界トップクラスの囲碁棋士に圧勝。技術力の高さを世界に知らしめたのは記憶に新しい。

 自動運転の研究開発でもグーグルは先頭を走る。開発チームのレポートによると、最近は、周囲を走る人間ドライバーに注意喚起するための「最適なクラクションの鳴らし方」をAIに学習させているという。

米グーグルが開発中の自動運転車。既に公道での実験を繰り返している(写真:Justin Sullivan/Getty Images)

 こうした話題が日々飛び出し、SFの世界が現実味を帯びるほど、「コンピューターが人類の職を奪う」といった「AI脅威論」が声高に語られる。しかし、そういった言説を目にするたびに、「煽り過ぎ」との違和感を覚えている。

英語版「Gmail」では返信を自動作成

 確かに、人類の頭脳を越えたというニュースは脅威に聞こえるし、自動運転はドライバーという職業を代替するかもしれない。しかし一方で、「人にやさしいAI」「人をアシストするAI」という観点は、派手な見出しを弱めるからか、置き去りにされがちだ。

 グーグルは身近なサービスにもAIをふんだんに取り入れている。代表格がフリーメールの「Gmail」だろう。

 「Gmailでは10年以上も前から『機械学習』というAIを実現する手法を使い、迷惑メールの強力なフィルタリング機能を提供してきた」。そう語るのは、米グーグルのプラバッカー・ラガバン副社長。Gmailや「Googleカレンダー」といった既存サービスに機械学習やAIを生かしていくことが彼の命題だ。

 昨年11月には、Gmailに来たメールへの「返信」をAIで自動作成する機能「スマートリプライ」を英語版で実装している。ラガバン副社長は「1年前は機械が返信を自動作成するのは、SF的で夢のようなものと思われていた。実現するとは誰も信じていなかったが、うまく行ったことに満足している」と話す。

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「グーグルは「AI」で人類の職を奪っていくのか」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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