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ウエルシアHD、爆買いに頼らぬ都心店

郊外型から様変わり、新しいドラッグストアの形を模索

2016年7月6日(水)

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ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス傘下のウエルシア薬局は、都心向けの新業態を開店した。従来のイメージを刷新し、ネイルサロンなどを併設。東京・日本橋の立地ながら、外国人観光客の爆買いに頼らないビジネスモデルを目指す。

 東京・日本橋の交差点。夜10時を過ぎれば、人通りもまばらになるこの時間にも、ひときわ明るさを放っている店がある。外観は黒で目立たないが、道行く人の多くは、思わず店の中をのぞく。そして「ちょっと立ち寄ろう」という様子で、店の中に吸い込まれていく──。

ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス傘下のウエルシア薬局が日本橋に出店した、都心型店舗の「B.B.ON」(ビビオン)

 この店は、ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス傘下のウエルシア薬局が6月にオープンした都心型店舗「B.B.ON」(ビビオン)日本橋店だ。これまで出店してきた「ウエルシア薬局」といえば、郊外のロードサイドの立地で青い看板に大きな「薬」の文字。牛乳やパンといった日配品、冷凍食品などがあり、スーパーの機能も兼ねている店が多いが、その面影は感じられない。

 ビビオン店内で目立つのは、化粧品コーナーだ。ウエルシア薬局も化粧品コーナーは広い。資生堂や花王、コーセーなど大手の主力ブランドだけでなく、プチプラコスメといわれる低価格帯の化粧品も充実している。だが、ビビオンではこうしたブランドの露出は低め。英国の「ニールズヤードレメディーズ」や「生活の木」などといったオーガニックブランドが目立つ。ニールズヤードは日本橋エリアでの販売は初めてで、女性客の多くがこのコーナーで足を止めている。

化粧品コーナーには、英国のオーガニックブランド「ニールズヤードレメディーズ」の商品が並ぶ。日本橋エリアで取り扱っているのは同店のみ

 ネイルサロンを併設したのもウエルシアHD傘下の店では初めての試みだ。夜9時まで営業しており、会社帰りに気軽に立ち寄れる店を目指している。

 一方で、店の随所に“ウエルシアらしさ”が感じられる。ウエルシアは、全店で調剤の併設を目指しており、併設率は6割以上に及ぶ。ビビオン日本橋店も、入口すぐの場所に調剤のコーナーがある。処方箋は24時間受け付けており、血液検査を受けることもできる。

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「ウエルシアHD、爆買いに頼らぬ都心店」の著者

河野 紀子

河野 紀子(こうの・のりこ)

日経ビジネス記者

日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション編集を経て、2014年5月から日経ビジネス記者。流通業界(ドラッグストア、食品、外食など)を中心に取材を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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