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シリコンバレー出張で思い知った「Uber」の威力

タクシー業界にとっては「破壊者」なれども

2015年7月13日(月)

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 米シリコンバレーの新たなスターと言えば、新手のタクシー配車を手がける「Uber(ウーバー)」。6月下旬の1週間、米サンフランシスコを拠点にシリコンバレーを行き来する出張で、ウーバーが八面六臂の活躍を見せてくれた。聞くと乗るとでは大違いである。

米サンフランシスコの市街地を走る「UberX(ウーバーX)」。乗車中はロゴを掲示しなければならないが、空車で流しているあいだは至って普通のクルマだ(ロイター/アフロ)

 もはや、ウーバーを知らない人はいないだろう。というくらいに、2009年、産声を上げたウーバーは全世界で有名となった。

 6年で日本を含む世界58カ国、300以上の都市で展開。その企業価値は上場前にも関わらず400億ドル(約5兆円)を超えるとされる。すでに米ツイッターの時価総額(約230億ドル)を超え、国内の時価総額ランキングに照らせば全上場企業中15位の位置にある計算だ。

 といっても、日本人にはあまり馴染みがない。その破壊的とも言えるビジネスモデルが世界各国で軋轢を生んでいる、という話をメディアを通じて見聞きしたことがあっても、実際に利用した人は少ないだろう。

渋谷・小田原間に匹敵する範囲を行き来

 そのはず、日本ではウーバーの真骨頂とも言える「Uber(ウーバー)X」というサービスが始まっていない。ウーバーXは、一般の登録ドライバーが自家用車でタクシーよりも安く運んでくれるサービス。米国では簡単な登録をするだけで、誰でもすぐにウーバーのドライバーとなれる(一部の州を除く)のだが、規制が厳しい日本では「白タク」として違法扱いとなる。

ウーバーのアプリの画面。日本では商用のハイヤーとタクシーを配車できるが、雨が降る夜ともなると、なかなかつかまらない

 そのため、ウーバーは2014年3月に日本進出を果たしているものの、国内では提携するハイヤー会社、タクシー会社のクルマを都内で配車する、というサービスにとどまっている。サービスを享受できるのは港区などの都心部に限られ、提携先のタクシー会社や台数も少なく、欧米のような充実したサービスとは言いがたい。

 筆者は、試しにと、ハイヤーの配車サービスを都心で利用したことがあるが、それっきりだ。というウーバー初心者が、米サンフランシスコでウーバーを使い倒すこととなった。これは、結果論である。

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「シリコンバレー出張で思い知った「Uber」の威力」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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