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勃興する「地方の虎」

縮小市場に即断即決の多角化で挑む

2015年8月6日(木)

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 人口減、少子高齢化などで地方経済の衰退が急速に進んでいる。公共工事削減や企業が進める工場の海外移転なども、地方を基盤とする企業の衰退を後押ししているように思える。

 だが、そうした状況下でも、急成長を遂げている地方企業がある。人呼んで「地方の虎」。市場の縮小に対して、トップの即断即決による事業拡大と多角化で対抗しているのが特徴だ。

 全国各地に点在する地域経済の担い手たちを取材した。

金融機関の言いなりにはならない

 まずは青森県八戸市で急成長する「八戸の虎」こと田名部組だ。同社は土木・建築事業を中核に農業や不動産業、メガソーラー事業へと多角化を進めている。それを指揮したのは2006年に31歳の若さで社長に就任した田名部智之氏だ。倒産寸前の同社を再興した。

青森県八戸市の土木・建築会社「田名部組」を率いる田名部智之社長。2006年、31歳の若さで社長に就任した(写真:尾苗 清)

 田名部組は1924年(大正13年)創業、土木・建築会社の名門だった。1993年の工事完工高は73億円。青森県では業界ナンバーワンとして君臨した。だが、小泉改革の目玉政策として公共工事の削減が進むなどしたため、2000年代初頭、業績は急速に悪化した。2006年には事業を継続できるか否かの岐路に立たされた。

 田名部智之氏は同社の4代目。父親で3代目の政志・前社長の土木業に関する手腕は認めつつも、抜本的な手を打てずにいる姿に焦燥感を覚えた。2006年夏、事業継続の可否を決める役員会の席で「私に社長をやらせてほしい」と自ら志願した。これが認められ、智之氏は社長に就任、事業の立て直しを進める。

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「勃興する「地方の虎」」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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