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語学力がなくてもインバウンドで稼げる

便利ツールで外国人対応への自信が芽生える

  • 水野 孝彦

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2016年8月8日(月)

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 海外からの観光客をもてなしたくても、英語や中国語が分からないという言葉の壁を取り除くために、翻訳アプリなどITを活用することで問題を解決する事例が増えてきている。

 政府は東京オリンピック・パラリンピックの開催される2020年に、訪日外国人客4000万人の獲得を目指している。総務省系のNICT(情報通信研究機構)を中心に設立された「グローバルコミュニケーション開発推進協議会」には鉄道会社や電機メーカー、病院など147の企業・団体が参加。外国人とコミュニケーションを取るための様々な機器が開発されており、英語から日本語、日本語から英語に音声を変換できて、首にかけられるペンダント型の小型翻訳機などサービス業の現場で使えるより便利な機器が2019年頃には実用化しているはずだ。

 もっとも、外国語の翻訳はかなりの精度でできるものの、当然ながら日本人同士のように会話ができるところまではいかない。記者も含めて外国人と接する機会も少なく、外国語への苦手意識が強い接客現場のスタッフも多いはずだ。せっかく便利なツールがあっても使わずに外国人への対応を避けるケースも出てくるだろう。

 問題はどうやって外国語や外国人へのアレルギーを取り除くかだ。

 外国人客とのコミュニケーションに「LINE英語通訳」を活用する東京・浅草のお好み焼き店「浅草 つる次郎」では、外国人観光客向けにスタッフが写真を撮影し、プレゼントをする無料サービスを行っている。もちろん外国人観光客にとっては良い思い出ができるが、店側としてはスタッフが順番に外国人客の撮影を担当することで、外国人と接することに慣れることができる。「写真を撮影し手渡すときは、自然とスタッフの側は笑顔になるし、外国人のお客様も笑顔になる。その結果、スタッフ側には外国のお客様に接する自信が生まれる」(浜田圭二店長)。

「LINE英語通訳」で外国人とコミュニケーションを取る「浅草 つる次郎」の浜田圭二店長(写真=新関雅士)

 確かに日本人は完璧主義で失敗を恐れるあまり、過度に緊張して逆に上手く対応できない場合も多い。接客に必要なフレーズだけなら限られるので、慣れれば自然と対応が可能になるし、上手く伝えられないときだけ「LINE英語通訳」を使えば済む。問題はまず物おじせずに外国人と接する度胸を身に付けることだというわけだ。

「LINE英語通訳」の画面。LINEは飲食店で働く若いスタッフにも定着しており、使い慣れているため、日本語の英語への翻訳でも「LINE英語通訳」を使っている。日本語を入力すると、その文章の次に英語が表示される仕組み

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