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人気沸騰のアイス、生みの親はあの製薬会社だった

2015年8月7日(金)

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 旬の果物をふんだんに使ったアイスキャンディー専門店「PALETAS(パレタス)」が若い女性の間で人気だ。現在は東京都と神奈川県で5店舗を展開する。パレタスの生みの親は、目薬などで有名なあの大手製薬会社。そこには「食と健康」を将来の収益の柱にしたいという思いがあった。

今年4月オープンのパレタス代官山店

 7月末、東京・代官山のパレタス代官山店。午前11時の開店と同時に、待ちかねた若い女性らが次々と店内に入っていった。

 彼女たちのお目当ては、ショーケースにびっしりと並んだアイスキャンディー。マンゴーやパイナップルを使った「沖縄マンゴーパイン」、スイカとドラゴンフルーツをあしらった「スイカピタヤ」など、常時20種類以上のメニューが並ぶ。その時々の旬の果物を使うため、メニューは随時変わる。

 この日の東京は、最高気温が35℃に達する猛暑日だった。来店客は買い求めたアイスキャンディーを早速頬張り、ひとときの涼を楽しんでいた。毎日夕方になると、ほぼすべてのアイスキャンディーが売り切れるという。

 パレタスは、神奈川県鎌倉市に本社を置くジャパンパレタスが運営する。実はジャパンパレタスは、目薬やスキンケア用品で有名な大阪の大手製薬会社、ロート製薬の子会社だ。

パレタス代官山店の店内。開店直後から、商品を買い求める女性客らで賑わう

石垣島で意気投合

 「果物を長持ちさせて、美味しく食べる方法はないだろうか」。こんな悩みを抱えていたジャパンパレタスの川村勇好社長が、ロート製薬の担当者と初めて会ったのは2012年。場所は沖縄県の石垣島だった。

 川村氏は当時、果物を使って新たなビジネスができないか模索していた。だが果物は傷みやすく日持ちがしないことから、商業化には二の足を踏んでいた。そんな折に、パイナップルを見に石垣島を訪れていた。

 一方、ロート製薬は、消費者の健康により深く貢献するため、「食」分野での事業領域の拡大を考えていた。健康維持に役立つ食材として果物に注目。視察のため、担当者を石垣島に派遣した。

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「人気沸騰のアイス、生みの親はあの製薬会社だった」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長