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ロボットの普及が促すBtoB企業の意識改革

川重が東京・お台場に一般向けショールーム

  • 寺井 伸太郎

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2016年8月26日(金)

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 川崎重工業のショールームが8月上旬、東京・お台場に出現した。展示するのは川重が誇るロボット。ロボ技術の本格的な普及には、これまで手薄だった一般向けのアピールが欠かせないと判断した。受付業務やお寿司を握るデモンストレーション、来場者の似顔絵描きなど、プログラム次第で様々な技を見物することができる。

 川崎重工業が開設したのはロボット関連の情報発信拠点「カワサキ ロボステージ」。川重が培ってきたロボット技術を紹介するとともに、「人とロボットの共存・協調の実現」をコンセプトに掲げる。開業セレモニーには自称ロボットおたくのモデル、市川紗椰さんも駆け付けた。

開業セレモニーで川重の金花芳則社長(中央)と並ぶ市川さん(右)

 記者が足を運んだ8月中旬は夏休み中の親子連れや若者、海外からの観光客らでお台場の街は賑わっていた。ロボステージがあるのは、フジテレビやダイバーシティ東京などに近いお台場中心部のオフィスビルの1階。誰でも訪れることができ、予約や入場料は不要だ。

 入口では最新鋭の双腕ロボット「デュアロ」がお出迎えしてくれる。性別や年齢層などの属性をマークシートに記入し、デュアロに渡すと、「近くから来てくれたんだね」と表示された。

身近に働くロボットの姿をアピール

 ロボステージの主力展示品はこのデュアロだ。デュアロが何台か設置され、プログラムに応じてこんなこと、あんなことができる、という機能を来場者に披露する。食品コーナーではピザの具材の盛り付けやオーブンへの投入、お寿司を握るといった動作を行っていた。その隣では電子部品を組み立てる姿も。

お寿司を握るデモンストレーションをするロボット「デュアロ」

 ロボは従来から自動車など一部の産業で活躍してきたが、デュアロの特徴は安全性や小回りの利く点だ。ロボステージの一角にも置いてあるが、重量物を扱う従来の産業用ロボの場合、人間の作業者とぶつかると危ないため、専用の柵で囲い、隔離する環境の徹底が不可欠だった。仕方ないが、これでは導入できる現場が限定される。

自動車向けなどに納入されている現状の主力機種

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