• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

小倉監督・原田泳幸氏「解任、全部俺が悪い?」

サムライ経営者にも言い訳は必要

2016年8月29日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

グランパス小倉監督(写真)も、ベネッセ原田・前会長も組織の成績・業績不振の責任を背負い込んだ形。だが、本人だけの責任なのだろうか(写真=Masashi Hara/Getty Images)

 この時期、スポーツ界では監督の電撃解任が相次いでいる。サッカーではJ1下位に沈む名古屋グランパスの小倉隆史監督が事実上の解任となり、プロ野球でも低迷する中日ドラゴンズの谷繁元信監督が退任した。シーズン途中の監督交代は劇薬。低迷するチームの目を覚ますカンフル剤としての狙いがあるはずだが、ビジネスの世界でも経営トップの電撃解任には効果があるのだろうか。

 まずは、電撃解任・退任が明らかになった後の企業のパフォーマンスとして、株価に目を向けてみる。ベネッセホールディングスは5月11日に原田泳幸会長兼社長の退任を発表、その後株価は9%安と同期間の日経平均(0.1%安)を大きく下回る。同日に前田修司会長と伊藤博社長を解職したセコムも6%安に沈む。

カンフル剤効果は限定的

 昨年末に藤森義明社長兼最高経営責任者(CEO)が突如退任したLIXILグループや、遠藤隆雄・会長兼CEOが辞任したルネサスエレクトロニクスの株価も市場平均には届かない。足下の業績を見ても2016年4~6月期の連結決算はベネッセが最終赤字。セコムやルネサスも減益に沈んだ。

 低迷する株価や業績を引き上げようとするカンフル剤効果は少ない。それならばトップの突然解任の負の側面が意識される。決算期の途中では、優秀な経営者を他の企業から引っ張ってくるのは難しいし、事業計画の一貫性は当然失われる。

 高リスク低リターンの電撃トップ解任が無くならないのはなぜだろうか。最近の事例を見る限りは、株主や創業家が「しびれを切らした」というケースが目立つ。その内容を分析するに「混乱型」と「ポスト創業家・長期政権型」の2パターンに分類することが出来る。

コメント6件コメント/レビュー

名古屋グランパスの低迷した理由は、選手の年俸を抑制して収支の改善を図ろうとした結果、有力選手が流出してチームが弱体化したこと。その流れがここ数シーズン続いていた中で、監督に対してもコストを抑制し、実績のない新人監督に委ねてしまったこと。
名古屋が常勝チームなんて初めて聞いた。フットサルならわかるけど。(2016/08/29 11:42)

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「小倉監督・原田泳幸氏「解任、全部俺が悪い?」」の著者

武田 健太郎

武田 健太郎(たけだ・けんたろう)

日経ビジネス記者

2008年東京大学教育学部卒業、日本経済新聞社に入社。「NIKKEIプラス1」を担当後、証券部で金融マーケットや企業財務を取材。CFA協会認定証券アナリスト、AFP(日本FP協会認定)。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

名古屋グランパスの低迷した理由は、選手の年俸を抑制して収支の改善を図ろうとした結果、有力選手が流出してチームが弱体化したこと。その流れがここ数シーズン続いていた中で、監督に対してもコストを抑制し、実績のない新人監督に委ねてしまったこと。
名古屋が常勝チームなんて初めて聞いた。フットサルならわかるけど。(2016/08/29 11:42)

単純に言うと、長期政権後の低迷は椅子取り合戦が発生するからってだけ。

勿論、新社長が率先してやる場合もあるし、古参が「俺こそが○○○○!!!」って場合もある。

日本は前者が多いんではないですから、経営者が理由を率直に述べると「既存社員が馬鹿だから僕が子飼いを連れて来たら一丁前に反抗したんで、業績上がりませんでした~。」ばかりになりそう。(2016/08/29 11:13)

なにか勘違いしているのではないでしょうか。トップの最大の課題は自分よりも優秀な人間にバトンを渡すとこと。次のトップが成功しないのは、そのトップを支える組織などを含めて体制を整えずにバトンを渡した前トップの責任が半分でしょう。自分がトップであるときさえ業績が良ければ、「後は知りません」というのは余りにも無責任。トップに10年居たとしても、初年度に入社した新人はそこから40年程度会社に残る。解任されるトップも悪いが、彼らを任命した前トップの責任を隠してはならない。(2016/08/29 09:01)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

テスラのような会社と一緒にできないのなら、パナソニックはイノベーションを起こせないだろう。

津賀 一宏 パナソニック社長