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地下に潜るスマホの安売り

買う側も知識がないと損をする

  • 松浦 龍夫

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2016年9月29日(木)

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 先日、スマートフォン(スマホ)の買い替えについて友人から相談を受けた。iPhone5Sを買ってから2年が経ち、更新時期を迎えた。新機種のiPhone7も登場したこともあるようだ。以前はタダで端末本体を入手できた上に、数万円の商品券をもらえたとのことだった。記者も、数十万円分の現金や商品券をもらった人を過去に取材したことがある。

 ただ最近はスマホをそう安く買うことはできない。行き過ぎた競争を問題視した総務省がスマホをタダ同然で売ることを禁止する「0円規制」をかけたためだ。覆面調査員が店舗に出向いて調査しているとの話も聞く。以前のような「実質0円」「一括0円」は姿を消したのか。スマホの乗り換えに詳しい人物に聞いてみた。

 なお、「実質0円」はスマホの機種代金と同額だけ、通信料金の割引が受けられるので、差し引き0円になる仕組みのこと。「一括0円」はこれより過剰な割引だ。スマホの本体は0円で買える。その上に、通信料金にも割引が適用される。

Q:もうスマホを実質0円や一括0円で買うのは難しいのか。
A:うまくやればできる。

Q:でも総務省の0円規制がある。どういうことか。
A:できないのはあくまで表面上のこと。探せばある。昔は、ツイッターに「一括0円」と入力して検索すれば簡単に見つかったが、最近は、安く買えることをほのめかす程度になっている。

Q:具体的にはどういうものか。
A:「大人の事情で店頭でのお問い合わせのみ」とか、「一括0円」の数字のゼロの部分を記号のマルにして「一括○円」と書くとか。なかなか面白い。

Q:実際に最新のスマホが買えるのか。
A:最新のiPhone7は厳しいが、型落ちになるiPhone6や6Sは安売りの対象になっている。おそらく販売代理店も在庫を抱えていて、それをさばきたいのだろうね。だからiPhone6とiPhone6Sを2台セットの抱き合わせにするなど、複数台を一気に契約することが多い。契約は、他社からの乗り換えや新規契約が対象で、機種変更はまずない。

iPhone5Sが一括0円で売られていたころの店頭の掲示

Q:本当にお得に買えるのか。
A:いや、落とし穴がいっぱいある。通話定額の契約プランを強制されたり、動画サービスや携帯電話の故障サポートなど有料サービスの契約が必須だったりする。有料コンテンツは、初月は無料だが次の月から課金される。解約忘れを狙っているのだと思う。

 抱き合わせ販売もある。自宅の光回線だけではない。ウォーターサーバーなどスマホと関係ないものの契約を条件にしているケースもある。

Q:「水まで買うのはちょっと嫌だ」という人も多いはず。他に安く購入する方法はないのか。
A:確実にできるかは別として、やってみる価値がある方法ならある。買い替えの時期が来たら、契約している通信会社に電話することだ。そして、「他社に契約を変えたいので、MNP番号をください」と言ってみる。

 運がよければ「引き止めポイント」がもらえることがある。金額は1万円だったり3万円だったり。このポイントは機種変更時の代金にあてられる。このほか、割引クーポンをネットオークションで手に入れるという方法もある。

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