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ソニーは任天堂になれるか、「VR」の可能性

SCEが「PS4」にかける夢

2015年9月30日(水)

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 どうやら自分はアイドルのライブ会場の特等席にいるようだ。しかしそこが現実ではないことはデジタルで描かれた風景、そして「初音ミク」というバーチャルアイドルがいることで分かる。だが、首を上下左右に振れば、360度を自由に見渡すことができる。

 味わったことのない凄まじい「没入感」。仮想世界に迷い込んだ、という表現がこれほど似合う体験はない。

東京ゲームショウで披露された「PlayStation VR」

 これは、9月に開催された世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2015」にて、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のブースで味わった試遊の一幕。最新の「VR(バーチャルリアリティ=仮想現実)」技術に触れ、「ゲームの未来」を感じると同時に、ゲームの枠を超えた可能性も垣間見た。

 東京ゲームショウにはこの10年ほど、毎年欠かさず通っている。今年の出展社数は過去最多の480社となり、うち海外からは246社と初めて過半数を越えた。スマートフォン・タブレット端末向けゲームの展示が増えたことが社数増大の要因だが、来場者やメディアの話題と人気を最もさらっていたのはVRだ。

開場とほぼ同時に整理券配布が終了

 VRで人を惹きつけたブースは2つある。1つは、昨年、米フェイスブックが買収したベンチャー、オキュラスVRのブース。もう1つは、家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」を展開するSCEのブースだ。

 SCEのVRは、「PS4」のオプションシステムとして提供される。その点で、パソコンと組み合わせて利用するオキュラスとは大きく異なる。SCEは東京ゲームショウに先立ち、これまで「Project Morpheus(プロジェクト・モーフィアス)」としていたVRシステムの名を「PlayStation VR」と変え、2016年に一般販売することを発表。その試遊ができるとあって、SCEのブースには来場者が殺到し、連日、開場とほぼ同時に整理券配布が終了するほどの人気ぶりだった。

 SCEは昨年の東京ゲームショウでも試遊コーナーを設けていた。筆者はこの時も体験し、記事にまとめているが、今年の試遊は昨年とは次元が違う。昨年までは、ゲーム専用機とVRが組み合わさると何ができるか、ということを単純に見せるデモしかなかった。だが、今年は商品化が予想される10種類のゲーム/コンテンツと20の試遊ブースを用意。より現実味のある未来を提示していた。

 ここで、筆者は3つのタイトルを試遊する幸運に恵まれた。

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「ソニーは任天堂になれるか、「VR」の可能性」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長