• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「マックっぽくない」カフェのような店舗が登場

店舗改装進める日本マクドナルドの新デザインの狙いとは

2017年10月12日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日本マクドナルドが急ピッチで店舗の改装を進めている。2015年は408店、16年は555店を改装した。今年は475~500店を改装する予定だ。

 改装を進めているのは14年後半から15年にかけて、急激に悪化した業績を改善させるためだった。

 14年7月に起きたチキン問題、15年1月に起きた異物混入問題などからマクドナルドの食品の安全性に対する消費者の不信感が高まった。その影響などから、マクドナルドの客離れが進み、売上高は大きく落ち込んだ。

 15年4月、今後4年間で約2000店を改装する内容を盛り込んだビジネスリカバリープランを発表した。現在、日本マクドナルドの店舗は約2900店あるので、2000店はその約7割に相当する。

 日本マクドナルドは7年間程度で店を定期的にリニューアルしている。新規開店もしくは改装から数年しか経過していない店を「モダン」と呼んでいる。そして、改装を進めることを店のモダン化と呼ぶ。

 予定通り進めば今年末には全店舗の約83パーセント、2018年12月末までには90パーセントが「モダン」店舗になる見通しだ。

 マクドナルドの内装デザインには実は、いくつかのバリエーションがある。日本では6種類程度のデザインを使っている。全世界で決められたグローバルデザインから選んだり、日本独自のデザインを開発したりして、古いデザインと新しいデザインを入れ替えている。

 同社が今年から新たに導入を進めている内装デザインが「レイ」と呼ぶグローバルデザイン。9月末までに17店で採用している。

 このレイデザインは既存のマクドナルドとは一味違う、シックなコーヒーチェーンストアのようなデザインだ。失礼を承知で表現すれば「ある意味、マックっぽくない」。

 デザインの詳細と改装の効果について晴海トリトン店(東京都中央区)を取材した。

ロゴのみでマクドナルドの表記がない

 オフィスと商業施設がある複合施設の晴海トリトン。1階にあるマクドナルドの晴海トリトン店でまず、気が付くのは「M」マークはあるものの、「McDonald's」の表記がないことだ。

晴海トリトン店(東京都中央区)。「M」マークのみでシンプルな外観が特徴だ(写真:竹井 俊晴、以下同)

 入り口上部には小さな「M」マークのみ。客席エリアはガラス張りでそこには大きな「M」マークがある。店内の壁にはハンバーガーやポテトなどのアイコン的なシンプルな線画があり、照明で浮かび上がらせている。

 店内にはポスターなどもほとんどなく、とにかく文字が少ない。

店舗の客席の壁にはハンバーガーやポテトを描いたシンプルな線画がある

 客席は横長の大きなテーブルを多く配置している。前に座っている客との距離があり、カウンター席のように使える。

 テーブルには細長いやや暗めの照明を天井から下げ、店内は落ち着いた雰囲気だ。

コメント3

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「「マックっぽくない」カフェのような店舗が登場」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

全体の2~3割の人でも理解し、動き出してくれれば、会社は急速に変わります。

中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長