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「面談」って何だ! 子どもだましの「内定隠し」

  • 松浦 龍夫

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2015年10月20日(火)

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3月から始まった今シーズンの就活も終盤を迎えつつある

 10月1日には多くの企業で内定式が行われた。10月1日時点の内定率は86.4%(リクルートキャリア調べ)と例年並みの高さになり、就活も終盤を迎えつつある。そこで今シーズンの就活を振り返ってみたい。

 3月の就活説明会解禁後に企業の人事担当者や就活生の間で話題になったのは、今年急激に増えた「面談」という言葉づかいだった。

 これは就活生をふるいにかける面接を意味する言葉だが、今シーズンは8月以降にしかグループディスカッションや面接といった選考をやってはいけないのが経団連ルール。そこに抵触しないように編み出された言葉が面談だった。「あくまで面談しているだけで、選考をする面接ではないですよ」という論理のようだが、子どもだましにも思える。

 実はこの言葉は以前からも一部で使われており、某就職情報サービス会社が発祥と言われている。自社の顧客企業よりも先に採用をすることで有名で、顧客からのクレームを受けないようにするために使われてきた。それが今シーズン、都合のいい言葉として浸透するようになった。

 こうした企業の姿勢をもう一方の当事者である就活生はどう見ているのか。

「大人も大変なんだなって…」

 「だれもただの面談だとは思っていないですよ。必死でメモをとっていましたし。面接の練習をしようと言って呼び出されたこともありましたね。大人も大変なんだなと思いました」(都内私立大の女子学生)

 「最初は気になりましたが、すぐにどうでもよくなりました。その企業を受けるチャンスがあって受けているだけで、言葉遣いなんてどうでもいいです」(国立大の男子学生)

 比較的冷静な意見が多かった。ただプロセスが不透明でいつ終わるのか分かりにくいという意見もあった。メガバンクの採用を受けた就活生はこう話す。

 「メガバンクの面談に7月末までに12回呼ばれました。8月に入って3回面接をしたので、合計15回の面接。疲れました」

 「11回ほどキャリアフォーラムや勉強会、面談があり、7月末の面談で『8月1日にまた来て。大事な話があるから』と言われました。内定くれるのかもと思いつつ、釈然としませんでした」

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