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スタバの缶コーヒーに200円出せますか?

「高級缶コーヒー」の成否を占う売れ行き

2015年10月23日(金)

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米スターバックスは自社の缶コーヒーを世界で初めて日本で売り出した(撮影:スタジオキャスパー)

 米スターバックスが8月末、日本で缶コーヒー市場に参入した。サントリー食品インターナショナルと共同開発したボトル缶のタイプでコンビニエンスストアを中心に展開するが、注目は税別200円という価格設定だ。

 長らくビジネスマンの仕事の合間の一服を支えてきた缶コーヒーだが、近年はカフェチェーンやコンビニのいれたてコーヒーの台頭で市場は厳しい。品質やブランド力を前面に打ち出した「スタバ缶」は消費者に受け入れられるのか。

 スタバが日本を舞台に世界で初めて売り出した缶コーヒーは、「スターバックス ブラックコーヒー パイクプレイス ロースト」。1971年に米国・シアトルでスタバが1号店を出店した「パイクプレイスマーケット」を冠したブレンドコーヒーだ。

 高品質なコーヒー豆を厳選して使い、コーヒー本来の味を強調するため香料は不使用。カカオやナッツのような香ばしさ、丸みのある口当たりとなめらかな味わいで、やわらかい酸味が特徴だ。パッケージはボトル缶で、黒色をベースとしてスタバの代表的なロゴを大きくあしらった高級感のあるデザインに仕上げた。

米スタバ幹部、浸透に自信

マイケル・コンウェイ氏は「カフェと同じ品質を再現した」と強調する(撮影:稲垣 純也)

 スタバ本社の幹部で外販商品の企画・開発を統括するマイケル・コンウェイ氏は発売に合わせて来日し、「最高級の豆を選定し、最適なブレンドや焙煎を通じて店と同じ味を実現した」と説明。「単なるブラックコーヒーではなく、スターバックスとして他社にはない価値を提供できる」と自信を見せた。

 世界的なカフェチェーンとして、日本でも1000店超を構えるスタバ。「あのスタバの缶コーヒー、1回飲んでみようか」と手に取る読者も多いだろう。記者も実際に飲んでみて、すっきりして飲みやすいながらコーヒー豆の香りが印象的だった。ただ、問題は希望小売価格が税別200円という点だ。

 コンビニに並ぶ複数の缶コーヒー(いずれも税込み)で価格比較してみると次のようになる。ボトル缶ではスタバの商品が275グラムで216円、コカ・コーラグループの「ジョージア ヨーロピアン 熟練ブレンド」が270グラムで134円、ダイドードリンコの「世界一のバリスタ」は260グラムで140円といった具合。「ショート缶」と呼ばれる飲みきりタイプの商品は、各社185グラムで123円というのが一般的となっている。

 1グラム当たりの単価ではスタバの約0.79円に対し、コカ・コーラは約0.5円、ダイドーは約0.54円、ショート缶は約0.66円。しかも、100円台の商品が並ぶ中で200円台が1商品だけあるのは、実際の値段以上に高単価な印象だ。

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「スタバの缶コーヒーに200円出せますか?」の著者

河野 祥平

河野 祥平(こうの・しょうへい)

日経ビジネス編集記者

2006年日本経済新聞社入社。社会部、消費産業部などで警視庁、ネット業界などを担当。直近では企業報道部でビール・清涼飲料業界を取材。2015年4月から日経ビジネス。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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