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マッサージ目当てで来日する中国人が激増中

訪日客4000万人へ、主役は「モノ」から「コト」へ

2015年11月16日(月)

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 2020年に訪日外国人観光客、4000万人――。

 今月9日に発足した政府主催の官民会議。安倍晋三首相が同会議で2020年に2000万人としていた訪日客数の目標上積みを指示したことで、官邸ではこんな目標案が浮上しているという。

 日本政府観光局(JNTO)によると、1~9月の訪日客数は、前年同月比48.8%増の1449万人。既に2014年の年間訪日客数を上回っており、今年中にも1500万人を超える見通しだ。町を歩くと、外国人を目にする機会が本当に増えた。現在の倍以上となる4000万人となると、町の様子はさらに変わりそうだ。

訪日客数の推移
2月以降、前年同月比4~5割超の勢いで増加している[出典:日本政府観光局(JNTO)]

 ただ、訪日客数4000万人の達成に向けては、新規の観光客の開拓だけではなくリピーターの取り込みも重要。先日別の取材でインタビューをした中国人観光客の女性が、「今回1週間滞在して、買いたいものは全て買えたし、行きたかった所も全部行けた。次は何しに日本に来よう」と話していたことを思い出した。「爆買い」に代表される家電や日用品の「モノ消費」に注目が集まっているが、また日本に足を運んでもらうためには、「コト消費」の訪日客対応をより充実させる必要があると感じた。

意外と注目度高い日本の「美容」

 記者は1カ月に1回程度マッサージ店に行っているが、銀座の店舗で1度中国人の客と受付で一緒になったことがある。「最近外国人の来店も多いのですか?」と担当者に聞くと、「飛び込みで来店する人が増えています。英語や中国語がちゃんとできるスタッフがいないので、日本語で書いたメニューと写真を指さしながらなんとか対応しています」とのこと。旅の疲れを癒したいと、看板を見て来店する外国人は多いと言うが、受け入れ態勢が整っていないのが現状のようだ。

 わざわざ日本に来てまでマッサージなどのサービスを受けたいものなのかとも思ったが、意外とこうした需要は多いようだ。

 こんな興味深い調査結果がある。

 リクルートライフスタイルが中国、香港、韓国、台湾の女性800人を対象に調査した結果を示した下記の表を見てほしい。「今後日本に行って体験したいこと」の7位が、「美容サロン(美容室やネイルサロン、マッサージなどのリラクゼーション施設)へ行きたい」だった。約3割の女性が日本でマッサージや美容室などの「日本の美容」を体験したいと考えていると言う。

訪日客が日本でしたいことは?
4位と7位に美容関連の項目がランクインしている。[出典:リクルートライフスタイル ビューティ総研]注:最大5つまで、複数回答可

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「マッサージ目当てで来日する中国人が激増中」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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