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中国がついにフェイスブック解禁?

台湾総統選有力候補に大量書き込みの謎

2015年11月18日(水)

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 11月10日、中国で利用が制限されているはずのSNS、フェイスブックが解禁されたのではないかという報道が台湾であった。記者はこの日、ちょうど台湾に出張していたためいち早くこのニュースに接することができた。

 中国政府などからの公式発表が一切ない中で、なぜ解禁されたと分かったのか。それは、来年1月に実施予定の台湾総統選挙で有力候補と言われている蔡英文・民進党首席のフェイスブックのページに、中国大陸からのものと思われる大量の書き込みがあったからだ。この日1日だけで数千万人のフォロワーが付き、中国大陸で使用されている簡体字で批判的なコメントの書き込みが相次いだ。

 これらのコメントに対し、台湾のフェイスブックユーザーが反論に出るなど、応酬が繰り広げられた。「中国大陸は、台湾に対して武力攻撃することを放棄しない」「ぺんぺん草が生えなくなっても台湾を中国から取り戻す」等々、過激な表現も目立つ。

 炎上する自身のフェイスブックページに、蔡英文氏は11月11日午前、以下のような趣旨の書き込みをした。

 「昨晩、対岸(中国大陸)から多くのネットユーザーが私のページを見てくれたことに歓迎の意を表します。台湾では、異なる意見を持つものが自由に意見を交わし、交流することが許されています。異なる意見や様々な声が、より良い社会への歩みを一歩ずつ進めていくのです。ぜひ『新しい友人』たちに、民主的で自由な、そして多元的な台湾の姿を見ていただきたいものです」

 蔡氏は、言論の自由を表現する「Freedom」という文字を掲げ、中国大陸からの「来訪者」を歓迎した。Freedomの「F」の文字は、フェイスブックのロゴを借用するなど、洒落た演出もしている。フェイスブック解禁が、言論の自由な世界への扉を開く行為へとつながることを象徴しているようだ。

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「中国がついにフェイスブック解禁?」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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