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トランプ政権が促す自衛隊ロボットの開発

近未来の装備品、防衛装備庁が展示会で公開

2016年12月8日(木)

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 日本を含む主要同盟国の自主防衛強化を米大統領選で強く求めていたドナルド・トランプ氏の政権が2017年に発足する。従来以上に安全保障について当事者意識を持った議論が日本でも避けられない。そんな折、近未来の日本の防衛装備品とはいかなるものか、防衛装備庁が11月中旬に実施した技術展示会ではロボットやステルス関連など、日本政府が取り組んでいる様々な研究の実例が示された。

 「行くぞ、ついてこい」。軽く上げた腕を前方に動かすといった身振りをすると、キャタピラのついたロボットが意味を認識し、その人を自動追従し始める。こうした動作の指示などに使えるのが、防衛装備庁が研究する「ジェスチャーによるロボット操縦」だ。センサーによって悪天候や夜間でも人間の頭部や手足の動きを読み取り、具体的な意味を持った身振りであるならばその内容を分析。ロボットは進行や停止など指示された通りの動作をする。現在は6つの身振りに対応できるという。

 有事の際、ロボット操縦用のコントローラーを使うのはまどろっこしいうえ、手元の操作に気を取られていては周囲の状況確認がおろそかになり操縦者の身が危なくなりかねない。だが同僚に対して行うような自然な身振りで意図が伝わるなら簡単だ。ロボットは物資輸送や怪我人の搬送、偵察などの用途を想定している。同種のロボットは各国が競って開発に乗り出しているところ。6月にフランスで開かれた世界最大級の防衛装備見本市「ユーロサトリ」でも海外企業によるデモンストレーションを見た。遠からず実際の現場でも目にすることになるだろう。

防衛装備庁が開発中の身振りで動くロボット
海外でも小型ロボットの開発が進む(6月にフランスで開かれた防衛見本市)

ミサイルを機内に格納、戦闘機の形はシンプルに

 レーダーで捕捉されにくいステルス性能の向上も防衛装備品にとって重要な課題だ。航空自衛隊の主力戦闘機F-15をはじめ現在は主翼下にミサイルがばらばらとぶら下がっているが、機体や装備にデコボコがあるほど電波を反射して敵に捕捉されやすくなる。そこで研究中なのが戦闘機の機体内部にこうしたミサイルなどの武器を普段は収納しておく技術。実現すれば戦闘機はずいぶんとシンプルな形になる。

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「トランプ政権が促す自衛隊ロボットの開発」の著者

寺井 伸太郎

寺井 伸太郎(てらい・しんたろう)

日経ビジネス記者

2002年、慶応義塾大学を卒業し、日本経済新聞社に入社。東京や名古屋での企業担当などを経て、直近は決算を取材する証券部。15年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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