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鉄女記者、「京都鉄道博物館」を行く

大人も楽しめる歴史遺産を目指す

2015年12月24日(木)

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 師走に突入したばかりの12月1日、記者は2016年4月29日にオープンする予定の「京都鉄道博物館」に向かった。報道関係者にその一部を公開するという。

 集合は朝9時。「遅刻はできない」と東京駅を6時に出発する始発の新幹線に乗り、京都駅からタクシーで現地に向かった。到着したのは8時35分。一番乗りで現地に到着したのはよかったが、冷え込む京都の寒空の下で待つことになってしまった……。

工事中のためヘルメットを着用して、見学する報道陣。塀で覆われているので、博物館の外観を撮影するのは難しかった(写真:宮田昌彦、以下同)

 記者が最初に見学したのは、1階の「トワイライトプラザ」だ。ここには、運行が終了した寝台特急「トワイライトエクスプレス」と、「あかつき」や「彗星」の車両が3両ずつ展示されている。工事中のため、車両に近づくことはできなかったが、その先に“現役の”東海道線や東海道新幹線が走る様子がちらりと見えた。

 実はここの見どころは、車両をさりげなくカバーしている上家を支える鉄骨だ。これはかつて京都駅のホームで使っていたもの。1914年に作られ、現在の駅舎の建設が始まる1994年までの80年間使われていた。1950年に駅舎が全焼したときにもこの鉄骨部分は焼け残ったという。

1階屋外の「トワイライトプラザ」には、予約困難と言われたトワイライトエクスプレス(写真右)のスイートルームや食堂車の車両も展示する。残念ながら当日は近づいて見ることができなかったが、記者は新婚旅行でこのトワイライトエクスプレスに乗ったこともあり、深緑に黄色いラインの車体を見ただけで心が躍った
旧京都駅舎のホームを覆っていた上家を支える鉄骨。1950年に駅舎が全焼しても焼け残り、80年間使われていた

コメント7件コメント/レビュー

鉄道ファンは取り敢えず忘れて、博物館として価値のある物であることが第一で、その次に、出来たら子供も楽しめるもの、にしてもらいたいものです。上野の科学博物館がそうだと思います。(2015/12/24 15:54)

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「鉄女記者、「京都鉄道博物館」を行く」の著者

河野 紀子

河野 紀子(こうの・のりこ)

日経ビジネス記者

日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション編集を経て、2014年5月から日経ビジネス記者。流通業界(ドラッグストア、食品、外食など)を中心に取材を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

鉄道ファンは取り敢えず忘れて、博物館として価値のある物であることが第一で、その次に、出来たら子供も楽しめるもの、にしてもらいたいものです。上野の科学博物館がそうだと思います。(2015/12/24 15:54)

本論と関係なくてごめんなさい、「地下を3.5m掘ると遺跡が出てしまうため、今回は2.5mを掘り」の部分が興味深いのですが、調査済みの遺跡ということなんでしょうか? それとも、遺跡が出るに違いない、ということなんでしょうか?(2015/12/24 15:19)

結局は静態保存ベースなんですね。
欧米では「機械は動かすことに意味がある」と現在は極力動態保存を目指す流れです。また、趣味の世界においても、日本では「消費物」として鉄道趣味が展開されていますが、欧州では「参加型」としての自主ボランティアによる保存鉄道が盛んです。これは国民性の違いによるものなんでしょうかね。(2015/12/24 13:50)

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