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定食と女性の笑顔が福島第一原発作業員を癒す

3.11から4年半経った原発施設に潜入(2)

2015年9月25日(金)

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イチエフの施設内にはいたるところに全国からの応援メッセージが飾られている(写真:高橋智裕)

 東京電力福島第一原子力発電所(略称イチエフ)の除染、廃炉作業を進めるのはもちろん人間である。事故から長い間イチエフはストレスの集積所だった。その後様々な工夫と努力が積まれ、イチエフは快適な作業現場へと少しずつだが様変わりし始めている。「人にかかるストレス」を軽減することで、日々の作業効率は飛躍的に上がる。では、人へのストレス軽減のカギとなるものは何か? 現場を視察することでその一端が見えてきた。

 東京電力福島第一原子力発電所に立ち入ることを許可された“チームぶら防”。前編に続いて、今回の後編ではいよいよ施設に潜入する。

 後方支援基地となるJヴィレッジから東京電力が用意してくれたバスに乗り込み、出発である。

 イチエフから20キロメートル圏内は未だ3.11当時のままの姿を残した場所が多くある。国道6号線からはガラスが割れたままの自動車販売店やガソリンスタンドが見える。富岡町へ入ると国道から伸びる脇道には今でもバリケードが張られ、立ち入りが制限されている場所も多い。

 3.11後、被災したままの生々しい風景が広がる中、イチエフの姿が見えてきた。

「本来はタイベックの防護服を着ていただくのですが、本日は建物の外はこのバスに乗ったままの視察となりますので、防護服は着なくて大丈夫です。そのかわり半袖の方はこちらでジャンパーをお貸しします」と事前にJヴィレッジにおいて説明をうけていた。

イチエフのメインゲート前。検問の警察官は全国から応援にきている。視察当日は大阪府警の警官だった(写真:高橋智裕)

 イチエフに到着したらまずは免震重要棟の視察だ。綿の手袋、靴を覆うビニールカバー、防塵マスクが配られる。建物の外にある土には微量ではあっても放射性物質に汚染されている可能性がある。これを建物内に持ち込まないために最新の設備が導入され、細心の注意が払われる。

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「定食と女性の笑顔が福島第一原発作業員を癒す」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官