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轟音や暗闇も、福島第二原発のリアルな安全訓練

3.11から4年半経った原発施設に潜入(4)

2015年11月5日(木)

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 東京電力福島第一原子力発電所(イチエフ)に続き、福島第二原子力発電所(二エフ)に足を踏み入れた“チームぶら防”。前編では3.11で受けた被害について、おさらいしながらイチエフとの違いを概観した。後編ではいよいよニエフの施設内に潜入だ。専用のつなぎに着替え、ヘルメット着用で原子力発電所の心臓部へと入っていく。

案内をしてくれた櫛田英則氏と撮影

 今回は福島第二原子力発電所広報部の櫛田英則氏に施設を案内してもらった。櫛田氏の名刺を受け取った瞬間、“防災の鬼”渡辺実氏の目が光った。

 「名刺にある『リスクコミュニケーター』とは一体何ですか?」

 確かに櫛田氏の名刺にはそうした肩書きが記されている。

 「3.11の事故と、その後の社外の皆様とのやり取りについて、東京電力としていろいろな意味での反省がありました。そうしたことから、福島原発が今どうなっているのか、これからどうしていこうと考えているのか、といったことを正確にお伝えするための、我々は専門スタッフです。ちなみに以前はエンジニアとして勤務していました。だから原発の仕組みにも精通しています」(櫛田氏)

 「これは素晴らしいことですよ。原発事故というのは悲しい出来事だったんだけど、これを経験したというのは負の意味ですが『財産』ですからね。失敗学といった言葉があるように、負の財産から学ぶことは多い。こうした財産は東電だけでなく一般に広めてこそ意義があります。今後も頑張っていただきたい」(渡辺氏)

 ニエフは3.11の巨大地震・津波によって原子炉の冷却機能を一時的に失ってしまった。しかし所員と関係企業の尽力により、被災から5日目には1~4号機すべての原子炉で冷温停止することに成功した。

 それから4年半。ニエフが廃炉になるのか、それともこのままの状態で置かれるのか、先のことは何も決まっていない。

 そんな場所にいよいよ潜入である。

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「轟音や暗闇も、福島第二原発のリアルな安全訓練」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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