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避難解除された楢葉町の未来? 松本町長を直撃

3.11から4年半経った原発施設に潜入(番外編)

2015年11月6日(金)

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 東日本大震災から4年半、東京電力福島第一原子力発電所から20キロメートル圏となる福島県楢葉町(ならはまち)のほぼ全域に出されていた避難指示が9月5日に解除された。町の今を探るため、“チームぶら防”は役場を訪ね、松本幸英町長を直撃した。楢葉の未来は町民の方々の帰還率に大きく左右される。これをどう上げていくのか、松本町長の本音を伺った。

福島県楢葉町の役場を訪ねた“チームぶら防”

 東京電力福島第二原子力発電所の視察を終えた“チームぶら防”。Jヴィレッジから車で15分ほどの場所にある楢葉町役場を訪れた。

 遠くでカラスが鳴いている。初秋の風がほほに心地よい。山にも海にも近く、両方の恵みに富んだこの場所。4年半前の事故さえなければ……と思わずにはいられない。

 そんな場所に立った“防災の鬼”渡辺実氏がポツリ。

「避難解除から1カ月半、楢葉町に週4日以上滞在しているのは約200世帯と言われているんだ。町の人口は約7400人、うち320人ほどしか戻ってきていない。避難解除後の町は今後どうなっていくのか、まずはその辺りを聞いてみたいね」

 避難指示解除後、多忙を極める楢葉町の松本幸英町長。その合間をぬって我々の質問に真摯(しんし)に答えてくれた。

福島県楢葉町の松本幸英町長

松本:「9月5日に全域で避難指示が解除されて、これまでリフォームとかそういったものに手を付けていなかった町民がいよいよ、そうした話ができる状態になってきました。

 私は帰還の区切りというのは3年が限度だと考えているんです。ところが既に4年半も過ぎてしまった。これが延びれば延びるほど帰還率が下がってくるのです。

 直近の住民アンケートを見ると、約5割の方が状況が整えば帰町するという意思表示をしています。3割が迷っている。つまり最大で8割の町民が戻られるご意思があるのかなという感触です。

 しかし、まだまだ生活環境が整っているとは言えませんから、今努力を重ねているところです」

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「避難解除された楢葉町の未来? 松本町長を直撃」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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