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加入率30%!意外と知らない「地震保険」を学ぶ

2016年12月15日(木)

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地震国日本。もしものときの備えは万全だろうか。「非常用の持ち出し袋を用意している」「自治体のホームページで避難所の場所を確認している」「家族で避難経路についての話し合いをしている」――どれも大切なことばかりだ。しかし災害が過ぎた後の、日常に向けての生活再建のことまで考えているだろうか。もし地震で家が傾いたら、焼失してしまったら、住んでいるマンションの共用部分が壊れたら……。そんなときに助けてくれるのが「地震保険」である。2017年1月、地震保険の内容が一部改定される。“防災の鬼”渡辺実氏が改定の中身について議論するため、日本損害保険協会を直撃した。
日本損害保険協会が入居する損保会館

 東京都千代田区にある損保会館、“防災の鬼”渡辺実氏がそのビルを見上げてつぶやいた。

 「地震保険というのは保険屋さんたちの商売のために作られるような類のものじゃないんだ。日本の政府が国民の生活を守るために、『地震に関する法律』、いわゆる地震保険法というものを整備し、国と民間と協力する形で作り上げたのが地震保険。だから損害保険の商品にくらべると地震保険はわかりやすい仕組みになっている。どの程度の被害に対していくら支払うか、というのがとてもシンプルなんだね」

 当たり前のように語る渡辺氏だが、地震保険という言葉は知っていても、その中身となると全くお手上げという人が少なくないだろう。そもそも地震保険は単独で加入できるものではない。火災保険とセットでしか加入することのできない商品なのである。

 「地震保険の仕組みは、我々のような防災の専門家にとっては常識なんだけど、大地震なんて一般の方々にとってはまさに一生に一度あるかないかの危機ですからね。我がごととして考えろと言ってもなかなかそうはいかない。だから地震保険の内容についても知らない人が多いのが現状。実は2017年の1月にはその一部が改定されるんだけど、そんなこと知ってる一般人は、まぁ皆無でしょうね。でもそこには大きな問題も隠されている。今日はそうしたことを伺うために、久しぶりにここ(日本損害保険協会)までやってきたというわけ」(渡辺氏)

 取材に訪れた“チームぶら防”を対応してくれたのは損保協会の損害サービス業務部、業務企画部、広報室の方々。“防災の鬼”渡辺実氏との議論の火蓋が切って落とされる。

“防災の鬼”渡辺実氏と取材に応じていただいた損保協会の方々

コメント6件コメント/レビュー

ワンルームに一人暮らしの男性が果たして地震保険で保証されるような財産を持っているでしょうか。寝に帰っているような家に保険をかけてもどうなのかということです。安物家電にいくらの価値があってどのくらい保険金が還元されるのか、いまいち仕組みがわかりません。この記事を読んでもさっぱりわかりませんでした。(2017/01/11 11:40)

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「加入率30%!意外と知らない「地震保険」を学ぶ」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ワンルームに一人暮らしの男性が果たして地震保険で保証されるような財産を持っているでしょうか。寝に帰っているような家に保険をかけてもどうなのかということです。安物家電にいくらの価値があってどのくらい保険金が還元されるのか、いまいち仕組みがわかりません。この記事を読んでもさっぱりわかりませんでした。(2017/01/11 11:40)

予知もできていないのに、保険料率を地域で変えるとか、30mの津波も想定されるのに、海岸近くに建築制限、居住制限もせず、対策は10mの盛り土をして良しとするとか、津波防護壁は基礎をそのままに津波の想定が上がったら、高さを付け足しただけで、対策は万全だから運転再開をと言い張る原発とか、東日本でも、熊本でも、これまでの想定が当てはまらない災害に見舞われ続けているにもかかわらず、想定をとことん引き上げて万全の対策を目指そうと言う意思を持とうとしない日本て何なんだ。東海、東南海の地震と津波は必ず来るし、今のままでは何万、何十万人もの犠牲者が出る事が容易に想像できるのに、考えを切り替えて、一人も犠牲者を出さない国を目指すぐらいの本気を出さないのは何故なんだと思う。本当に腹立たしい。(2016/12/15 19:22)

東海地震の想定地域に自宅があり地震保険に加入していますが、熊本地震は確率が高く想定されていなかった地域でしたし、想定地域に一定期間に多数の地震が来るわけでもないのに、保険料に差がある事が、納得いきません。誰にとってもおそらく一生に一度あるかないかと言うオーダーで言えば、地震に会う確率はほぼ同じぐらいではないでしょうか。余地の技術が進んで、数年単位で地震発生確率が地域別に正確に予測できるようになったのならまだしも、今の予知レベル(何時か何処かは分からないが必ず来るとしか言えないレベル)で、地震確率を論じる事も、それを根拠に保険料に差をつけることも科学的に正しいとは思えません。単なる保険料率決定上の方便のように感じます。(2016/12/15 19:08)

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