• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

LGBT支援が日本経済に必要な「理論的根拠」

2015年12月2日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

入山章栄・早稲田大学ビジネススクール准教授(写真=陶山勉)

 本連載では、一昨年まで米ビジネススクールで教鞭をとっていた筆者が、世界の経営学の知見を紹介していきます。筆者は11月24日に日経BP社から『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』という本を刊行しました。日本では通常知り得ない「世界最先端のビジネス知」を、日本企業への示唆を交えて、事例も豊富に分かりやすく紹介しています。発売間もないのですが、おかげさまで早くも大変な反響をいただいているようです。ぜひ手に取っていただければと思います。

 さて、今年11月、東京都渋谷区が同性婚のカップルに対し、結婚相当の関係にあることを証明する「同性パートナーシップ証明書」の交付を始めました。話題になったので、ご存じの方も多くいらっしゃるでしょう。電通ダイバーシティ・ラボの「LGBT調査2015」によると、同性愛者・性同一障害者などいわゆるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)を自認する人は、日本人全体の7.6%に上るようです。

 一方で、LGBTの方々への偏見が依然として強く残っているのも事実です。つい先日も、海老名市の市会議員が同性愛者への差別的な発言をSNS(交流サイト)に書き込んだ件が話題になりました。

 私はLGBTに対する偏見が倫理的にどうのこうのということを、ここで論じるつもりはありません。しかし、このLGBTの方々を支えるような枠組みがこれからの日本に欠かせないことは、経営学的にみて間違いないと考えています。その最大の理由は、「都市の競争力」とLGBTが深く関わっているからです。今回は、世界の経営学(一部経済学)の知見を紹介しながら、順を追って説明していきましょう。

 これからの世界は「都市の知」の競争へ

 近年、都市の競争力が注目されています。世界中の多くの機関から「都市の競争力ランキング」が発表されており、例えばエコノミスト誌のランキングでは現在1位がニューヨーク、2位がロンドン、3位がシンガポール、4位が香港で、東京は5位になっています。このように研究機関やメディアが「都市」に注目する理由は、経済の繁栄において国という広い枠組みでなく、都市というより単位が重要になっている可能性を示唆しています。

コメント8

「MBAが知らない最先端の経営学」のバックナンバー

一覧

「LGBT支援が日本経済に必要な「理論的根拠」」の著者

入山 章栄

入山 章栄(いりやま・あきえ)

早稲田大学ビジネススクール准教授

1996年慶応義塾大学経済学部卒業。98年同大学大学院経済学研究科修士課程修了。2008年、米ピッツバーグ大学経営大学院より博士号(Ph.D.)を取得、米ニューヨーク州立大学ビジネススクール助教授を経て現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック