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香港吉野家「福島産問題」本社に直接聞きました

2015年10月23日(金)

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 香港の吉野家がネット上の噂に対して「自分たちは福島産の米や野菜は一切使っていない」と強く反論する声明を出したことを前回、紹介しました。

 これに対してさまざまな反響が寄せられ、また吉野家ホールディングスからも情報を得ることができましたので、今回は続報をまとめたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。

吉野家HD「理念とは違う」「容認できない」

 この金曜動画ショーでは前回、「香港吉野家「福島産は使ってない」が生んだ懸念」と題したコラムを書きました。

 内容を簡単に振り返ると、

  • 香港吉野家が福島の農業再生のため福島県産の食材を使用している等とネット上で噂された。
  • 10月12日、香港吉野家がその噂を否定、「福島の米や野菜は一切使っていない」とFbページなどで怒りを露わにした声明を出した。また、噂は悪意のある中傷だとして警察に通報したことを伝えた。
  • 香港吉野家で使用している米は、中国・黒龍江省の黒土土壌で栽培した「日式珍珠米」、牛肉は米国産であるとし、すべての食材について厳格な品質管理を行っていると強調する。
  • 香港吉野家が、福島産の食材を使っていないことを掲示したのは初めてではなく、2014年にもあった。その際も報道され、日本の吉野家から掲示撤去の要請をしている。
  • 現実として、中国向けには今現在も、福島・茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉・宮城・新潟・長野・東京の10都県産の米・野菜・牛乳/乳製品が輸出できない状態が続いている。
  • 一方、日本では、吉野家が福島県内において自社農場を設立し、米や野菜を生産しはじめていることを発表している。ところが自社サイト上にはそうした情報が一切出ていない。
  • 吉野家は健康経営を標榜しているが、健康に関する情報の発信や開示があまりにも少ない。

 といった内容でした。今回はその続きです。

 事実関係と認識について、日本の吉野家ホールディングス(HD)の広報に聞きました。

 まず今回の出来事について、吉野家HDでは、香港吉野家から事前の連絡なく問題となったメッセージのポスターが店舗に貼られ、翌朝になってその連絡を受けたと言います。その時点で「やめてほしい」と伝えたとのこと。

 吉野家HDの広報担当者は次のように教えてくれました。

 「(香港吉野家は噂の影響などもあって)目に見えて客数が減ってきている。その切実さは理解できるのですが、(自社の)理念と違うとは伝えました」

 その後、速やかに店頭での掲示は外されたと言います。

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「香港吉野家「福島産問題」本社に直接聞きました」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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