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ついに犬を超えた! 猫の飼育数

社会のさまざまな構造変化を反映

2018年1月30日(火)

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犬と猫の飼い主は、「犬派」と「猫派」に分かれ、かねてからお互いをライバル視してきた。(写真:adogslifephoto/123RF)

歴代の米大統領がペットとして飼った動物は?

 東京に長く住んでいるとしばしば耳に入ってくるのが、お互いをライバル視している埼玉県民と千葉県民の、どちらのほうが偉いかという言い争いである。埼玉県民に言わせると、大宮に止まるなど新幹線が通っているし、東京のベッドタウンとしての地位は千葉県よりもはるかに確立している。一方、千葉県民に言わせると、成田空港と東京ディズニーランドがあるから国際的地位は高いし、埼玉にはない海がある。東京や神奈川などの住民からすればどうでもいい話のようにも思われるが、言い争いしている本人たちはけっこう真剣である。

 これと似たようなテーマが、今回のコラムでテーマに取り上げる、犬派と猫派の争いである。現実的な話はあとで述べるとして、まず、歴史や海外事情で犬と猫を比べてみよう。

 古代エジプトでは、アヌビス神が信仰されていた。神話に登場する冥界の神で、頭部が犬またはジャッカルの半獣半人の姿で描かれることが多かった。これに対し、猫は古代エジプト人が初めて家畜にした動物とされており、当時の遺跡から猫の骨が出土している。バステトという古代エジプトの女神は、その頭部が当初は雌ライオンの姿だったが、紀元前1000年頃には猫になった。古代エジプトで神格化されたという点で、犬と猫は互角である。ただし、ペットとしての歴史は猫のほうが古い。

 一方、歴代の米国の大統領がペットとして飼った動物を調べてみると、犬が圧倒的に多い。権力の頂点に立った人物は、飼い主に忠実な性質の犬を好むことが多いのだろうか。オバマ前大統領がホワイトハウスで飼ったのはポルトガル・ウォーター・ドッグの「ボー」で、ファーストドッグと呼ばれた。もっとも、その前のジョージ・W・ブッシュ大統領とビル・クリントン大統領は猫も飼っていた。そして、もともとはクリントン大統領の娘チェルシーが拾ってきた野良猫である「ソックス」は、ファースト・キャットと呼ばれた。

コメント10件コメント/レビュー

図1の見方が分かりません。

①:20~69歳の飼い主を調査対象とした、犬の飼育頭数
②:20~79歳の飼い主を調査対象とした、犬の飼育頭数

普通に考えたら②の方が多くなると思うのですが、
折れ線グラフでは①の方が多いです。

①と②では、飼い主の年齢とは別の軸で、母数が異なるのでしょうか?

まぁ、なんとなく犬の飼育頭数が減少傾向にある事は伝わりましたが・・・。(2018/02/01 13:39)

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「ついに犬を超えた! 猫の飼育数」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

図1の見方が分かりません。

①:20~69歳の飼い主を調査対象とした、犬の飼育頭数
②:20~79歳の飼い主を調査対象とした、犬の飼育頭数

普通に考えたら②の方が多くなると思うのですが、
折れ線グラフでは①の方が多いです。

①と②では、飼い主の年齢とは別の軸で、母数が異なるのでしょうか?

まぁ、なんとなく犬の飼育頭数が減少傾向にある事は伝わりましたが・・・。(2018/02/01 13:39)

経済史の観点から見た犬猫飼育コラム、なかなか面白かったです。やっぱりペットはかわいいですよね。ただ、郊外から都心へ、戸建からマンションへ、庭・屋外飼育から屋内へと飼育側の環境変化も飼育数の逆転に寄与していると思われる点への言及がなかったのが残念です。
今後もこうしたちょっと違う視点からのコラム、楽しみにしてます。(2018/02/01 10:22)

犬と猫の飼育数を分析するという、お堅いエコノミストの上野さんらしくない“変化球”の記事ですが、楽しく読みました。上野さんが指摘されるように、背景に日本社会の変化があるのは確かだと思います。高齢化と共稼ぎ世帯の増加ですね。猫は散歩に連れて行かなくていいですし、鳴き声も小さい。もしかしたら、「インスタ映え」なんてこともあるのかもしれません。なんていったら、「犬だってインスタ映えする!」と犬好きの人に怒られますかね。(2018/01/30 22:36)

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