• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

個人消費に変調か、ファミレス客単価に失速感

「フィットネスクラブ売上高」も前年割れ寸前

2017年3月28日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 個人消費の変調ないし停滞シグナルと考えられる身近な指標としてもう1つ、上がりにくくなっているファミリーレストランの客単価を見ておきたい。

 2月27日に日本フードサービス協会から発表された1月の外食産業市場動向調査で、外食売上高(全店ベース)は前年同月比+2.4%になった。プラスは5か月連続で、個人消費は持ち直しているのではないかという印象を抱く向きもあろう。

客単価の伸びが明らかに鈍っている「ファミレス」

 しかし内訳を見ると、目立って堅調だったのは相対的に価格が安い上に店舗の数が多い「ファーストフード業態」である(前年同月比+4.2%)。

 また、この月は利用客数が前年同月比+2.1%という高い伸びを記録し、売上高を持ち上げる主因になったのだが、これには天候要因も寄与したと考えられる。1月の雨天日数は、東京都で2日、大阪府で1日、前年同月よりも少なかった。

 景気動向を探る身近なインディケーターとして筆者が以前より注視しているのは「ファミリーレストラン業態」に限った売上高である。1月は前年同月比+0.8%という小幅の増加にとどまった。それ以上に重要なのは、消費者のマインドが良好であれば上がってくると考えられる客単価の伸びが、この業態で明らかに鈍っていることである<図2>。

■図2:外食売上高「ファミリーレストラン」 客単価と利用客数の売上高への寄与度
注:全店ベース。店舗数の寄与度は表示していない。
(出所)日本フードサービス協会

 2014年4月の消費増税前後から2015年11月まで、この業態の客単価は同+2~4%台で、しっかりと伸びていた。円安などによるコスト増加分の上乗せ、付加価値をつけたワンランク上のメニュー提供という供給側の工夫がうまく運んでいた時期だったと言えるだろう。

 ところが、客単価はその後はなかなか伸びなくなっており、2016年8月と9月はマイナス。10月からは4か月連続の上昇を記録したが、最も高い2017年1月でも前年同月比+1.3%止まりである。

コメント12件コメント/レビュー

なんとでも言える内容であり、結論が玉虫色になりやすいよくわからない記事ですね。(2017/03/30 02:47)

「上野泰也のエコノミック・ソナー」のバックナンバー

一覧

「個人消費に変調か、ファミレス客単価に失速感」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

なんとでも言える内容であり、結論が玉虫色になりやすいよくわからない記事ですね。(2017/03/30 02:47)

統計数値だけでは、なかなか実態は見えないのかもしれません。上野さん、年金支給日である偶数月の15日直後の休日に、和食系のファミレスに行くことをお勧めします。百聞は一見に如かず。埼玉あたりの郊外でも3世代家族が空席待ちの長い行列を作っていますよ。おそらく、食事代は年金が原資なのでしょう。選択消費も極まれり。使うところにはしっかり消費する。中途半端を十羽一絡げに議論しても核心には迫れないのかと思われます。でも、上野さんの緻密な分析記事、好きです。(2017/03/29 18:54)

>「長生き」することそのものを「リスク」と指摘する書きぶりに、甚だ深い悲しみを覚えました

上野さんは「長生きする年寄りは危険なので早く逝くべし」と言っている訳ではなく、統計学や投資用語として「リスク」という言葉を使っていると思われますのでそんなに悲しまなくても宜しいかと(リスク=標準偏差の大きさ=予想の建て難さ)。ただ現代日本で高齢層に資金が滞っていることがデフレ脱却を阻む最大要因になっていることは確かなので、将来不安を取り除くことは必要と思います。(2017/03/29 10:02)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「タイム・トゥ・マーケット」で売らないともうからない。

栗山 年弘 アルプス電気社長