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もはや日本の「中流」は全体の3分の1

2015年7月28日(火)

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普通の暮らしはもう、普通ではなくなった

 厚生労働省が7月2日に公表した「平成26年(2014年)国民生活基礎調査」の結果は、日本人の生活からゆとりが着実に失われてきているという大きな流れを確認する内容だった。

 今回の調査実施日は、世帯票が2014年6月5日、所得票が7月10日。結果について後述する生活意識の状況の調査は所得票に含まれているので、実施は7月10日である。

 ちなみにこの7月10日というのは、消費税率が2014年4月から8%に引き上げられた後、家計が負担増をはっきり認識するに至り、6月下旬から個人消費が変調した直後というタイミングでもある(この問題は当コラム2014年11月5日配信「ファミレスは今やセレブ向けレストラン? 最新業績動向から読み解く『6月下旬消費変調説』」で取り上げた)。

生活意識「普通」は34%

 今回の調査結果で世帯の生活意識(全世帯)を見ると、「大変苦しい」が29.7%(前年比+2.0%ポイント)、「やや苦しい」が32.7%(同+0.5%ポイント)、「普通」が34.0%(同▲1.6%ポイント)、「ややゆとりがある」が3.2%(同▲0.7%ポイント)、「大変ゆとりがある」が0.4%(同▲0.1%%ポイント)になった<図>

■図:国民生活基礎調査 生活意識別世帯数の構成割合
=大変ゆとりがある/=ややゆとりがある/=普通/=やや苦しい/=大変苦しい
(出所)厚生労働省

 1991年以降のデータを時系列で見ると、「大変苦しい」と「やや苦しい」を合計した「苦しい」という回答は増加基調。今回の調査では62.4%になり、初めて6割を超えた。

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「もはや日本の「中流」は全体の3分の1」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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