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管理職候補は必ず男女をピックアップ

女性管理職比率27%、目標の30%も見えてきた

2015年7月9日(木)

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「女性にやさしい企業」を目指し、ダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)、に取り組むメットライフ生命保険。メットライフ本社(米国)は、全米女性役員協会(NAFA)より、2015年度「女性役員の働きやすい企業トップ50」に選出される女性活躍の先進企業。日本法人も、今年度、日経WOMANと日経ウーマノミクス・プロジェクトが共同実施した「女性が活躍する会社ベスト100」にランクインした。D&I推進に強くコミットメントする同社トップのサシン・N・シャー氏に、その必要性についてインタビューした。

(インタビュアー/麓幸子=日経BPヒット総合研究所長・執行役員、文/岩井愛佳、写真/矢作常明)

経営陣に女性が多い企業ほど業績はいい

今国会で「女性活躍推進法」が成立見込みで、企業経営者は「女性活躍」に大きな関心を寄せています。シャー社長が女性活躍推進の必要性を実感された原体験は何だったのでしょうか。日本の企業のトップの場合、それを問うと、海外赴任したときに現地の女性の活躍を目の当たりにして…というのが多いのですが。

シャー社長(以下、シャー):私はインドで生まれ、幼い頃に一家で米国に移住しました。母は法律家でしたが、移住後はその仕事ができなくなりました。夜間学校に通いプログラミングスキルを習得、その後、ある会社にプログラマーとして入社、28年間働き続けました。そんな母を見て育ったため、女性はやろうと思えば何でもできること、自ら学び、成功できるマインドがあると幼い頃から実感していました。

 また、私は元エンジニアなので物事を判断するとき“事実”を重視しますが、経営陣に女性が多い企業ほど業績が良いということは、ビジネス上、説得力のある事実です。というわけで、私の個人的な経験と事実双方が組み合わさって、女性の活躍を応援していこうという想いにつながっていますね。

諸外国を対象とした調査によると、執行役員に占める女性比率が高い企業は、女性役員がいない企業よりもROE(株主資本利益率)、EBIT(利払い前・税引き前利益)が高いというデータもありますね(McKinsey&Company 「Women Matter」2010年、出典:経産省「成長戦略としての女性活躍の推進」)。しかし、日本はまだまだの状態。女性管理職比率も11%台と諸外国に比較して突出して低いというのが現状です。その理由は何だとお考えですか。

シャー:グローバルに見ても、日本の女性の能力やスキルは他国の女性たちと比較しても優劣はなく、素晴らしいと感じています。日本における女性活躍の問題は、女性の能力ではなく、男性側の意識の問題や社会インフラ、人事制度だと私は思います。

サシン・N・シャー
1967年生まれ。米国出身。93年米国スティーブンス・インスティテュート・オブ・テクノロジー・ファイナンス卒業。99年メットライフ入社。2011年アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リージョナル専務執行役員。12年メットライフアリコ生命保険執行役専務最高責任者。同年取締役代表執行役専務最高執行責任者。13年取締役代表執行役専務最高執行責任者。同年現職。

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「管理職候補は必ず男女をピックアップ」の著者

麓 幸子

麓 幸子(ふもと・さちこ)

日経BPヒット総研所長・執行役員

1962年秋田県生まれ。1984年筑波大学卒業。同年日経BP社入社。2011年12月まで5年間日経ウーマン編集長。2012年よりビズライフ局長に就任、日経ウーマンや日経ヘルスなどの媒体の発行人となる。2014年より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長