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習近平氏は北のミサイル発射を知っていたのか

日米首脳会談が中韓豪に与えた余波

2017年2月16日(木)

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弾道ミサイルの発射実験を視察する金正恩委員長(写真:KCNA/新華社/アフロ)

日米首脳会談において、両国は同盟関係の重要性を確認。米国は経済分野で具体的な要求を一切突きつけてきませんでした。日本にとっては大成功だったように思います。米国側の受け止め方はどうですか。

高濱:米メディアの中には「両首脳は19秒握手した」「ぎこちないハグをした」といった報道がありました。日米関係の実態をあまり知らないホワイトハウス詰めの記者の薄っぺらい記事が多かった印象です。

 一方、その意義を指摘したメディアもあります。AP通信はこう報じました。会談前にドナルド・トランプ大統領が中国の習近平国家元首に電話をしたうえで安倍晋三首相との会談に臨んだ点をとらえて、「トランプ政権の対アジア政策が、日米同盟堅持という従来のスタンスに回帰した」。

 米外交専門家の間では、「政権成立直後のこの時期に、安全保障分野のツボをこれだけ適切に突いた共同声明を出せたのは驚きだ。マイケル・フリン大統領国家安全保障担当補佐官の違法疑惑*が表面化していたし、国務・国防両省の体制もまだ完全に整っていないのに」(米国務省の元高官)と評価する向きもあります。

*:フリン氏が就任前に駐米ロシア大使に接触し、対ロ制裁解除をめぐって協議したとの疑惑が浮上した。民間人が外交交渉に介入することを禁じる法律に抵触する。その後3月13日、同氏は補佐官を辞任した。

 とくに国防総省元高官の一人は、「トランプ大統領が会談後の記者会見で在日米軍駐留問題に触れ、『米将兵を受け入れてくれている日本国および日本国民に我々は感謝する』と述べたのを聞いて自分の耳を疑ったよ」と私に言っていました。

「日本国民に感謝する」の振り付けはマティス長官

日本でもあの発言は驚きをもって受け止められました。選挙中、あれだけ日米安保条約の片務性を声を大にして主張していたトランプさんですからね。いったい誰が振り付けをしたのですか。

高濱:2月に日本を訪れたジェームズ・マティス国防長官ではないか、と言われています。元海兵隊大将ですし、在日駐留米軍の現状をよく知っています。訪日した際に、駐日大使館や駐留米軍幹部から情報を得ていたのでしょう。在日駐留軍経費について日本が86.4% も負担している事実をトランプ政権閣僚・補佐官の中で知っているのはマティス長官ぐらいじゃないですか。

コメント10件コメント/レビュー

いずれにしても、キムジョンウンの運命は、今年中に終わりますね。

後は米国が先に手を出すのか、中国軍が先に動くのかの違いだけ。

北が米国に向けてICBMを発射すれば、すなわち正当防衛が成立して、米国の報復攻撃が

先行する。

北の核ミサイルが、北京に向けられれば、中国軍が動かないわけにはいかない。

いずれにしても今年中に北がICBMの発射に踏み切るし、それでキムジョンウンは終わる。

後は、その時いかにして38度線に張り付いている北の砲兵部隊によるソウル砲撃の犠牲を

最小限度にとどめるかという点だけ。

後は米軍と中国軍の偶発的衝突を防ぐと言うことですね。

中国軍は38度線までの南進をせざるを得ないし、米国はそれを容認すると思いますが。(2017/02/18 07:17)

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「習近平氏は北のミサイル発射を知っていたのか」の著者

高濱 賛

高濱 賛(たかはま・たとう)

在米ジャーナリスト

米政治・経済・社会情勢を日本に発信している。1969年、米カリフォルニア大学卒業、読売新聞社に入社。米特派員、総理官邸・外務省担当キャップ、デスクを経て、調査研究本部主任研究員。98年からUCバークレー校上級研究員。同年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

いずれにしても、キムジョンウンの運命は、今年中に終わりますね。

後は米国が先に手を出すのか、中国軍が先に動くのかの違いだけ。

北が米国に向けてICBMを発射すれば、すなわち正当防衛が成立して、米国の報復攻撃が

先行する。

北の核ミサイルが、北京に向けられれば、中国軍が動かないわけにはいかない。

いずれにしても今年中に北がICBMの発射に踏み切るし、それでキムジョンウンは終わる。

後は、その時いかにして38度線に張り付いている北の砲兵部隊によるソウル砲撃の犠牲を

最小限度にとどめるかという点だけ。

後は米軍と中国軍の偶発的衝突を防ぐと言うことですね。

中国軍は38度線までの南進をせざるを得ないし、米国はそれを容認すると思いますが。(2017/02/18 07:17)

日米関係・過去8年間のオバマ政権が日米関係を曖昧にしていただけでこの程度の親密外交は
     通常の外交関係だと思います。
米中関係・両国とも関係悪化にはメリットが無いので「口撃戦術」がメインであると思います。
米露関係・現在、顕著な対立事象は無いと思います。米露接近はNATO体制への牽制かも知れませ     ん。
米欧関係・欧州の混乱が一息つくまで様子見だと思います。EUの米政権批判には米露接近で牽制
     すると思います。
その他 ・筆者が国際外交プレーヤーとしては意味の希薄は韓国について言及しているのは読者
     享けを意識したのでしょうか?無用な事だと思います。
蛇足  ・以上素人の考えですが「アメリカ現代政治研究所」とは大きく出たものですね。(2017/02/18 06:00)

北朝鮮がミサイル発射⇒中国はそれを知らず習近平は赤っ恥⇒北朝鮮に対し激怒  ではなく、
北朝鮮の為に金正男を差し出したのだろうか。
彼に護衛がついていなかったという報道もあるようだし。。。(2017/02/16 11:43)

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