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遠くの店ほど、「石川さん」がよく訪れる理由とは?

特殊任務を背負った「アンバサダー」も配備

2015年10月15日(木)

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若い女性に大人気のアパレルブランドを展開するクロスカンパニー(岡山市)は、業界では異例の「100%正社員」で伸びる注目企業だ。創業者の石川康晴社長は、社員が働きやすい組織づくりを、社員本位で構築している。今回は“特殊任務”を背負った「アンバサダー」「ブロックリーダー」の役割を教えてもらう。

いしかわ・やすはる
1970年岡山市生まれ。94年に4坪のセレクトショップを開業。95年にクロスカンパニーを設立。99年にSPA(製造小売業)へと組織転換し、業績を伸ばす(写真:栗原克己)

 今年8月、全国を32地区に分け、各エリアに1人ずつ「アンバサダー」を置く制度を本格的に稼働させた。アンバサダーはセール後の打ち上げなどに顔を出し、今、会社が大事にしていることや自社の歴史を話す。目的は、本社のある岡山や東京本部から離れた場所で勤務している販売員にも、クロスカンパニーで働いているという意識を強く持ってもらうためだ。

 社員が増えると意思の伝達は難しくなると言われるが、私は決して諦めない。社員が何人になっても、全員が社長と同じことを語る組織にしたい。なので、社内報の私のページが読まれていないと知ってからは、動画でも社内報を配信するようにした。

週に1度は、店舗スタッフと飲み会

 全国各地の店舗へは、私自身が週に1度のペースで足を運び、店舗スタッフと飲み会を催している。場所は東京からも岡山からも遠く、新幹線だけでは行くことができない、本当にこんなところまで社長は来るのだろうかと思われるようなところを選んでいる。

 店舗で全員と一言、二言交わすと、初めて会う社長を前に緊張しているのが分かる。だから飲み会では、いい話、真面目な話、説教は一切しない。できるだけ私を身近に感じてもらい、フラットな関係を構築できるよう心がけている。

 その様子は、フェイスブックやツイッターで他店のスタッフとも共有する。すると、まだ私が訪ねたことのない店舗のスタッフも「いつか石川さんが来るかもしれない」と思ってくれるようだ。なお、私は自分を「石川さん」と呼んでもらっている。それもフラットな組織であるためだ。

「お説教は無意味だ。仕組みをつくれ!」のバックナンバー

一覧

「遠くの店ほど、「石川さん」がよく訪れる理由とは?」の著者

石川 康晴

石川 康晴(いしかわ・やすはる)

ストライプインターナショナル社長

1970年岡山市生まれ。94年に婦人服販売のクロスカンパニーを創業。99年にSPA(製造小売業)に乗り出す。2016年に社名をストライプインターナショナルへと変更

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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