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ラリーカーの破損パーツは「戦利品」?!

極寒の中でも、ラリーは楽し!

  • 岡本 ゆかり

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2015年6月20日(土)

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 今年の2月、スウェーデンのハグフォースという街で、こんな親子に出会いました。

 子どもたちが抱えているのは、どうみても車のバンパーです。どうして、この子たちは壊れた車のパーツをうれしそうに持っているのでしょうか?

ラリーカーが落としていったバンパーをゲットした親子。拾った「戦利品」をサービスパークまで持ってきていた。当のドライバーにサインをもらうのだと張り切っている。サインする方も複雑な心境でしょう・・・

 それは、ここハグフォースで、世界ラリー選手権(World Rally Championship、以下WRC)第2戦ラリー・スウェーデンが開催されていたからです。

チームにも観客にも過酷な環境

 サーキットではなく、封鎖された一般道を舞台にして行われるラリーは、自然条件を相手に戦う競技です。雨が降って地面が濡れたり、積雪で路面の状況が一転したり。ラリードライバーはそんな変化に合わせて可能な限り速くドライビングし、3日間で300km超のコースを走り終えて、ようやくゴールという、とても過酷な競技です。

 走行中、木々や、ときには道路を突然横切ってくる野生動物にぶつかって、クラッシュすることもあります。そして、ラリーカーが落としていったパーツは、観客にとっては、いわば「戦利品」。そこで、この親子のように喜んで持ち帰る、というわけです。

 また、WRCの中でも、ラリー・スウェーデンは、唯一、路面がすべて雪という特殊なラリーです。ラリーカーは何百本ものスタッドが打ち込まれた特殊なスノータイヤを装着します。このスタッドが凍った雪の路面に突き刺さることで、タイヤがグリップします。でも、走行中にスタッドは徐々に抜けていきます。いかにタイヤを持たせて、かつ、可能な限り速く走るか、ドライバーのテクニックが問われるのです。

WRCで唯一、完全スノーイベントのラリー・スウェーデン。

コメント3件コメント/レビュー

日本は交通安全が行き過ぎて、車で疾走=悪事、と言う観念が広まってしまい、モータースポーツの肩身が狭くなってしまいました。ルール違反の暴走と、自動車競技をきちんと区別して楽しみたいものです。ラリーやレースに子供連れで観戦に出かける風潮も少しづつ広まってきているようなので、時間はかかるかもしれませんが、日本でもモータースポーツが文化の一端に地位を占める時代がやってくることを期待します。(2015/06/23 17:33)

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日本は交通安全が行き過ぎて、車で疾走=悪事、と言う観念が広まってしまい、モータースポーツの肩身が狭くなってしまいました。ルール違反の暴走と、自動車競技をきちんと区別して楽しみたいものです。ラリーやレースに子供連れで観戦に出かける風潮も少しづつ広まってきているようなので、時間はかかるかもしれませんが、日本でもモータースポーツが文化の一端に地位を占める時代がやってくることを期待します。(2015/06/23 17:33)

観客の様子がよくわかる楽しいリポート!向こうでは、じいさんばあさんまで普通に応援してますからね・・・日本では考えられません。これはラリーに限らず、モータースポーツに対する自動車文化の深さでしょうね、日本もそうなることを期待したいです。(2015/06/22 09:25)

-20度でも粘着力を失わないダクトテープはスゲェー、どこの製品だろう、気になる。(2015/06/20 10:13)

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