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[310]もっと切ない恋をしてほしい

2015年9月10日(木)

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勉強と男、どちらを優先すべきでしょうか

Q島地さんのコラム連載19回目の吉日(2009年9月24日)に来日、九州にあるユニークな大学で日本語をゼロから覚え、昨年春に上京してきたが、定時に退社する日々に飽き、思い切りナレーター(発音を直すため)と中小企業診断士の学習に挑戦しました。しかし最近は30、40代の男性(既婚&独身、日、中、韓国人)からの誘いが絶えず、「来るもの拒まず、去るもの追わず」というポリシーで縦横無尽に色々な男性を知りたいが、資格もストレートに合格したいです。体のために睡眠時間は確保したいので、もしそのうち両立ができなくなったら、私はどちらを優先すべきでしょうか?

(24歳・女性)

ミツハシ:シマジさん、お帰りなさいませ。スコットランドはいかがでしたか?

シマジ:今回もいい旅だった。だが、スコットランド滞在3日間で5つも蒸留所を回らされたから、クタクタだよ。「Pen」のサトウは若いからいいが、こっちは74歳の老人だ。さすがに疲れたね。

ミツハシ:今回は5カ所も蒸留所を訪ねたんですね。いい樽に巡り合えましたか?

シマジ:そこに抜かりはない。どうもスコットランドのウイスキー業界では、サロン・ド・シマジのラベルを貼るとシングルモルトが飛ぶように売れるという噂がまことしやかに広がっているようでね。どこも歓迎してくれた。いろいろとテイスティングさせてもらった中から、「それを持っていってしまうのか!」と蒸留所の連中が悔しがる樽ばかりを選んできたから、読者諸君は愉しみにしていてくれ。秋が深まる頃にはリリースするからな。

ミツハシ:愉しみにしております。さて、今週は恐らく本コラム初の外国人からの相談です。現在は化学メーカーにお勤めとのことですが、なかなか立派な日本語ですね。来日6年、ゼロから日本語を学んでこれだけ書けるというのは驚きです。

シマジ:語学のセンスがあるんだろうな。日本人以外に中国人や韓国人の男性から誘いが絶えないとのことだから、たぶん中国系か韓国系の女性だろう。

ミツハシ:「来るもの拒まず、去るもの追わず」と書くくらいですから、サバサバとした性格なんでしょう。ただ、このままだと勉強との両立が難しくなるかもしれないと感じるほど男性の誘いが多いようで、どちらを優先すべきかという相談です。

シマジ:これは言うまでもない。勉強に決まっている。勉強というのは、いつ始めても遅いということはない。50歳だろうが60歳だろうが、意欲さえあれば新しい知識を身に付けられる。70代の俺だって、実体験や知人との会話、あるいは1冊の本から興味を持った事柄を、深く探求するなんてことは今でもよくある。80代、90代になっても知的好奇心を持ち、学び続けている人は多いはずだ。

 何歳になっても人は学べる。これは間違いなく真実だ。だが、もう一面の真実というのがある。早く学び始めればそれだけ遠くに行ける。俺はこの年齢になっても英語を学び続けている。着実に前進してはいるが、その歩みはやはりカタツムリのように遅い。残念ながら、人間の脳みそが新しい知識や技術を吸収できるスピードというのは年齢とともに低下していく。

ミツハシ:特に言葉は、いつ学び始めるかが重要でしょうね。

コメント7件コメント/レビュー

二流、三流の男にとっては、相談者様は良い粗砥になってもらえるのではないでしょうか。(2015/09/14 18:46)

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「[310]もっと切ない恋をしてほしい」の著者

島地 勝彦

島地 勝彦(しまじ・かつひこ)

コラムニスト

「週刊プレイボーイ」の編集長として同誌を100万部雑誌に。各誌編集長を歴任後、2008年11月集英社インターナショナル社長を退き、現在はコラムニスト。シガーとシングルモルトとゴルフをこよなく愛する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

二流、三流の男にとっては、相談者様は良い粗砥になってもらえるのではないでしょうか。(2015/09/14 18:46)

私は27歳で渡英して英語を1から覚えたが、20年以上米英駐在している商社マンよりは圧倒的に英語ができますね。
英語は年齢じゃなく環境と経験と興味と本人のキャラクター。
現地人と結婚してネイティブ以上の英語を話す元日本人女性たちも発音はジャパングリッシュだから、発音と語学力はほぼ関係なし。
自分でそれが分かってからアグネスちゃんの日本語発音を非難しなくなった(^^)
欧米事業経験25年以上のメーカー経営者より。

あと、この女性は典型的な貪欲な大陸の方でしょう。
日本や欧米とは根本的な文化が違うのでお好きなようになさればよろしい。これは悪い意味で言っているのではありませんよ。「文化の違い」、です。(2015/09/12 13:38)

"何歳になっても人は学べる。これは間違いなく真実だ。だが、もう一面の真実というのがある。早く学び始めればそれだけ遠くに行ける。" 至言です。50歳には50歳の、70歳には70歳の学びと到達点がある、ということか。可能性と限界(とはいいたくないのだが)。9月から修士号の勉強を始めた52歳には希望と不安が一つになって響く言葉となりました。これがあるから、シマジさんの乗り移りは堪りません。(虎姫の哲米)(2015/09/11 21:35)

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三品 和広 神戸大学教授