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何が会社への帰属意識を生じさせるのか

2016年7月28日(木)

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優秀な社員を引き留めるには、どういう方法があるか

 何週間か前、私が勤務するビジネススクールの経済セクションの同僚が、私の研究について質問してきた。「ビジネスパーソンの勤務先企業への貢献度と満足度」をどのように測定するかというテーマについてである。

 私の意見は簡単に言えば、次のようなものである。

 「もし満足していなければその人はその会社を去るだろうし、もし会社に残っているのならそれは会社のために働きたいと考えているからで、その度合を緻密に測定しても仕方ない──」。

 私のこのエコノミスト的発想は「企業の大切なリソースとしての人材」という概念を捉えるには、確かに単純過ぎるように思う。もちろん社員が今の会社をやめないのは他の選択肢より勝るものがあるからだが、実情がもっと複雑なことは承知している。

 優秀な社員を会社に引き止める──。近年の人材管理において、この課題に関して様々な研究が行われてきた。だから私の同僚のような質問をしてくる人が多いのはもっともである。

 にもかかわらず、近年の世界不況によって労働市場が危機的状況に陥り、「引き止める必要」そのものが薄れているのは、皮肉としかいいようがない。

コメント2件コメント/レビュー

「あの旗を撃て!」とは、戦争映画の傑作から引用した。
前方に立ち塞がるものを撃破して、初めて突破口が開けるという意味だが、
長い会社生活も上司やトップ(社長)との衝突の繰り返しではあるまいか。
その衝突に勝ってこそ、会社への忠誠心も沸いてくるのではあるまいか。

スタジオジブリを作った徳間書店の元常務の著書から引用しました。(2016/07/30 12:09)

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「何が会社への帰属意識を生じさせるのか」の著者

Cサイモン

Cサイモン(くりすてぃーな・さいもん)

IEビジネススクール教授

スペインのマドリード自治大学で心理学の学位を取得、英オープンユニバーシティで技術のPh.D.を取得。2000年からIEビジネススクールの人材管理教授。2008年からIE大学の心理学部長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「あの旗を撃て!」とは、戦争映画の傑作から引用した。
前方に立ち塞がるものを撃破して、初めて突破口が開けるという意味だが、
長い会社生活も上司やトップ(社長)との衝突の繰り返しではあるまいか。
その衝突に勝ってこそ、会社への忠誠心も沸いてくるのではあるまいか。

スタジオジブリを作った徳間書店の元常務の著書から引用しました。(2016/07/30 12:09)

幸福感という定義とは何かということを考えさせられる。先ずは自分の絶対的欲求、次に他人に比べた相対的欲求、次に他人(家族を含む)に対する責任、最後に他人に対する思いやり。
自己中心的で欲求不満な人は社会に対する帰属意識が高くなるとは到底思えない。そういうふうに育てた親と周りの大人の責任は重い。親の教育と子供の教育を同時にしなければ何世代たっても改善しないでしょう。子供を教育しても、家庭内で親が間違った道徳観を子供に刷り込む。(2016/07/28 08:41)

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