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あなたの会社を楽譜に例えると?

2015年9月7日(月)

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 大方の人がクラシック音楽とジャズの即興演奏を区別することができるだろう。音楽としての好き嫌いは別として、作品の構成や演奏方法など、両者の違いは理解できる。

 特に楽譜を見ればその違いは一目瞭然。そしてその違いは、組織の管理モデルを説明するのに非常に分かりやすい例となっているのでここで取り上げてみよう。

 音楽について詳しくない人でも大丈夫。ネットの「ペトルッチ楽譜ライブラリー」 に入ってみていただきたい。ベートベンの交響曲第5番とジャズのオータムリーブス(枯れ葉)の楽譜を見て両者を比較すると、どんな違いが見られるだろうか。

管理に忠実なクラシック、自由なジャズ

 まずクラシック音楽の譜面はまるで小さい昆虫の軍隊の行進のようだ。音符と音符の間には様々な音楽記号とメッセージが込められ、記録の集積という印象だ。この曲を演奏することはとてつもなく複雑で、エキスパートがこの譜面に忠実に演奏していかなければならない、という感じだ。

 しかも偉大なる指揮者が瞬間瞬間、最大のものを引き出すためにそれぞれの奏者をコントロールしていくことが必要だろう。伝統的な組織管理はこのモデルと酷似している。

 それでは今度は“枯れ葉”の楽譜を見てみよう。

 まずこのシンプルさにホッとされる方もいるだろう。シンプルな五線譜にメロディー(少しでも音符の知識がある人なら簡単に理解でき、その上口ずさむこともできるかもしれない)が明快に刻まれており、最小限の音楽記号のみ。五線譜の上にはAからGの文字が数字と組み合わせて記入されている。

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「あなたの会社を楽譜に例えると?」の著者

Cサイモン

Cサイモン(くりすてぃーな・さいもん)

IEビジネススクール教授

スペインのマドリード自治大学で心理学の学位を取得、英オープンユニバーシティで技術のPh.D.を取得。2000年からIEビジネススクールの人材管理教授。2008年からIE大学の心理学部長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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