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会社が「即興演奏」をしなければならない時

2015年9月14日(月)

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 インプロビゼーション(improvisation)は、辞書には“準備なしに何かをその場ですること”とある。音楽の場面を除いては何かネガティブなイメージが漂う。しかし不確実な時代を生きる企業にとってはこの言葉は新しい価値を持つ。

 アカデミックな世界ではこの考えは決して新しいものではなく、2005年には様々な国の研究者グループが2つの制約下に想定される4つのタイプのインプロビゼーションの場面について分析している。

時間的制約があり、不確実性が高い状況をどうするか

 2つの制約とは時間的制約と不確実性の度合いだ。まず第一に考えられる状況は時間的制約がなく先が予測できるケース。ここではじっくり検討し、細部まで調整しながら進めることができる。

 これは現代ではほとんど消滅したケースといっていい。次に想定される場面は先がよく読めないが時間はたっぷりあるケース。ここでは“発見によるインプロビゼーション”が可能となってくる。

 会社は特別チームを結成し、日常業務から離れて集中して目標に取り組ませる。この精鋭の研究開発部が新しく開発した製品の特許を取得する、などがこれに該当する。次にこれとは反対の場面も想定される。不確実性は高くない、つまり先が見える状況で早急に市場対策を取らなければならないケースだ。

 つまり新商品をできるだけ少ない準備期間で売り出したい、といった場合だ。(競合相手の戦略、その他偶発的状況、ネットの消費者の動向などといった条件で緊急の対応が必要となるケースなど)この場面ではチームは市場を探るレーダーとなり、刻々と変化する状況に素早い対応が迫られる。

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「会社が「即興演奏」をしなければならない時」の著者

Cサイモン

Cサイモン(くりすてぃーな・さいもん)

IEビジネススクール教授

スペインのマドリード自治大学で心理学の学位を取得、英オープンユニバーシティで技術のPh.D.を取得。2000年からIEビジネススクールの人材管理教授。2008年からIE大学の心理学部長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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