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プレゼンで「ウィンドウズ95」をゲットした小学生

メディアアーティスト・落合陽一氏の育てられ方に学ぶ(後編)

2015年7月3日(金)

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経営者、著名人の育てられ方を考察する本連載。前回に続き、メディアアーティストの落合陽一氏を取り上げる。国際ジャーナリストの落合信彦氏を父に持つ陽一氏は、欲しいものは何でも買ってもらえたという。ただし落合家には、子どもが道を踏み外さないための2つのルールがあった。(本文敬称略)

 「現代の魔法使い」と称されるメディアアーティストの落合陽一はその成長過程において、父の落合信彦から多くの哲学的な言葉をかけられた。では、母親はどんな人物だったのかというと、外資系航空会社で客室乗務員として勤めた後、衛星放送会社で社長兼音楽プロデューサーとして活躍し、やはり多忙を極めていた。

 「当時、携帯電話が普及していなかったので、母宛ての仕事の電話がよく家にかかってきました。小澤征爾や、三大テノールのパヴァロッティやドミンゴからも普通に電話がかかってきて、取ると『なんか声のいい外国人だな』と思うわけです」

落合陽一(おちあい・よういち)
1987年生まれ。筑波大学でメディア芸術を学んだ後、2015年東京大学大学院博士課程を飛び級で修了。現在、筑波大学助教、落合陽一研究室主宰。英国放送協会で特集されるなど、世界的に注目を集めているメディアアーティスト。
落合陽一のホームページ

小遣いではなく、現物支給

 家には祖母がいたので鍵っ子ではなかったが、母親の帰宅はいつも陽一が寝入る頃。ただ、寂しい思いをした記憶はないという。

 超一流の音楽家たちが普通に家にアクセスしてくる日常を通して、母親が仕事に向き合う姿を格好よく感じていたし、顔を合わせたときには、愛情ある言葉をかけられていたからだ。例えば試験前には、「あなたなら絶対できるわ。自信を持って」と決まって励まされた。

 むしろ、親と接する時間が短い分、陽一はピアノ、絵画、英語、学習塾、科学を教えてくれる民間の教室など、さまざまな習い事に手を出し、生来の好奇心を満たしていった。両親はそんな陽一が希望すれば、どんな習い事もさせ、欲しいものも買ってくれた。

 ただ、ものをふんだんに与えられて育ったとなれば、一歩間違えば、わがままな大人になってもおかしくないと思う。その点、落合家には2つのルールがあった。

 1つは、お金は与えなかったことだ。

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「プレゼンで「ウィンドウズ95」をゲットした小学生」の著者

北方 雅人

北方 雅人(ほっぽう・まさと)

日経トップリーダー編集長

1991年一橋大学社会学部卒業後、日経BP社に入社。日経ベンチャー(現日経トップリーダー)、日経レストランなど経営誌の編集部を経て、2010年より日経トップリーダー副編集長。17年1月より現職。中小企業経営のスペシャリスト。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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