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徹夜明けの外科医に手術されるの、嫌ですか?

第6回 ブラック企業も真っ青の外科医という仕事

2017年5月8日(月)

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 2017年2~3月まで滞在していた福島県広野町を離れ、4月に郡山市に引っ越してきました。現在は、総合南東北病院で外科医長として勤務しています。さて、まずは近況と郡山の街について少し。

 郡山市は、東京から新幹線で約1時間半とそれほど遠くない場所にある人口30万人ほどの都市です。広野町のある「浜通り」(福島県の海沿いの地域)よりも気温の低い「中通り」(浜通りの内陸側の地域)に位置するため、かなり厚着をしての新生活スタートになりました。

私の住んでいる所から見える郡山の街の景色。四方を山に囲まれている

 1月まで住んでいた東京に比べて気温が4~5度は低く、風も強いのが特徴。今年は桜の見頃が東京の約1週間後となり、私は唯一の移動手段である自転車(ドン・キホーテで9000円で購入しました)を漕ぎながら横目で楽しんだだけでした。

東京から1週間遅れの、少し控えめな郡山の桜

 冬にはマイナス10度にもなるそうですから、早く車を買わねばなりません。知人のフェル(ディナンド・ヤマグチ)さんが日経ビジネスオンラインで書いている連載も購入の参考にと拝読していますが、価格の面で全く参考になりません(笑)。

「豊富な人材がいる」病院はなかなかない

 今回のテーマは「徹夜明けの外科医による手術」。外科医の話ですから、私の勤める病院についても少し触れておきたいと思います。

 総合南東北病院は、ベッド数は約450床、JR郡山駅から車で15分ほどの便利な場所にあります。隣にある第二病院が約150床ですから、まあまあ規模の大きな病院と言っていいでしょう。私はここで、腹腔鏡手術という小さなキズで済む手術を中心に、大腸がんの最先端手術や治療を実施しています。

私が4月から勤めている病院です。郡山の街は風が強く、この日も強風でした

 当院には外科医が全部で13人、大腸がんの手術を専門とする医師は私を入れて4人もいます。これほど豊富な人材がいる病院は、全国でもなかなかないと思います。ちなみに院長先生も外科医で、今もよく手術室や病棟に来られる現役バリバリの先生です。

 と宣伝のようになってしまいましたが、「豊富な人材がいる」ということは今回のテーマと深い関わりがあります。

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「徹夜明けの外科医に手術されるの、嫌ですか?」の著者

中山 祐次郎

中山 祐次郎(なかやま・ゆうじろう)

外科医

1980年生まれ。聖光学院高等学校を卒業後、2浪を経て、鹿児島大学医学部医学科を卒業。その後、都立駒込病院外科初期・後期研修医を修了。2017年2~3月は福島県広野町の高野病院院長、現在は郡山市の総合南東北病院で外科医長として勤務。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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