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華僑は3つの「ゆるさ」で成り上がる

2017年2月15日(水)

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 日本にも「ワークライフバランス」なるものが定着してきた感があります。実情はどうであれ、報道などで時折目にする労働環境に関連する事件や事故を防止するため、政府も労働時間の在り方を示唆する世の中になってきました。趣味の時間や育児の時間をどう作るのか、あるいは介護の時間をどう確保するのかなどたくさんの問題を現代人は抱えており、そのようなものとの両立を目指して仕事が中心の生活習慣を改めましょう、見直しましょうというのが趣旨です。

 そういう時代の変遷とともに、「○□職人」「○□といえば誰それ」という表現もあまり使われなくなりました。「営業職人」「数字合わせと言えば△△さん」のように言われる人が減り、「私は営業一筋30年」「飲んで仕事の話になったら絶対に先に帰らない」などといった仕事自慢も減り、会社に対しての誇りを語ることがどこか気恥ずかしささえ感じる社会になっています。「Japan as number one」と賞賛され、日本企業に勤めることが、そして勤め上げることが自己満足につながり、それが社会に活気を与えていた時代は忘れ去られようとしています。

 少子高齢化が進む日本において、社会保障などの将来不安を覚える人も少なくありません。アメリカ型の能力重視、業績連動給が根付いてきた現代の日本はある意味、これからどうなるのだろう、とビジネスパーソンを心配させる要素を多く内包しています。アメリカとの同盟関係を前提に企業もそのように進んできたわけですが、新アメリカ路線はどうも様子が今までの流れとは違いそうな気配です。様々な場面で対立を繰り返していくだろうと予想された対中国政策もどうも今までとは違うようです。

華僑が「強かった日本」から学んでいることとは

 では、強かった時代の日本はどこかに消え去ってしまったのでしょうか? それともどこかの誰かに継承されたのでしょうか? 疑問符を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、その強き古き日本をうまく取り入れ世界で活躍しているのが、華僑たちです。

 華僑といえば、祖国である中国を飛び出し、海外で活路を見出した人たちです。メンツ社会の華人社会は一度国を出れば、成功なくして本国に帰ることは一族に恥をかかせることになります。そうです、なんとしても成功を納めないと祖国に帰ることができないのです。

 日本人の強さも昔はそのあたりにありました。世界に類を見ない親方日の丸で、省庁、商社、メーカーなどが一体となって勝ちにいく、という日本独自の勝利の方程式に現地で負けて帰るわけにはいかないという点で似ています。それを個人レベルでやっているのが現代の華僑たちになります。

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「華僑は3つの「ゆるさ」で成り上がる」の著者

大城 太

大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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