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華僑は忙しくてもスケジュールがゆるい

遅れてもずらしても良い「ゆるアポ」がカギ

2016年3月2日(水)

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 書店に並ぶスケジュール術や手帳術の本の豊富さを見る限り、それだけ多くの人がこの分野で困っていることが分かります。すき間時間の有効活用などさまざまな切り口がありますが、どんなことを試してもうまくいかず、次々と新しい方法に手を出しているような人も多く見られます(かつて私自身もその1人でした)。

 なぜうまくいかないのか? 人によって脳のタイプが違うというのもありますが、もっとシンプルに考えれば「突発事項があるのが仕事だから」だということになります。そして、この突発事項には、意外と大きなチャンスが潜んでいるもので、そのときに外せない用事が入っていれば、悔しい思いをすることになります。

 突発事項と聞くとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、突発事項=想定外の出来事=レベルアップのチャンス、という図式で考えることができます。

 想定内の仕事はいわゆるルーチンと呼ばれるものです。ルーチンを毎日続けていても、それがいくら「真面目」に取り組んでいるからといって、「できるやつ」という評価を得るのは難しい。ルーチンから抜け出すためにはレベルアップする必要があるのです。

 レベルアップするには、突発事項に慣れていく必要があります。慣れていくことは誰にでも簡単にできるはず。慣れて簡単にできることが増えれば、それだけあらゆるものごとをスピードアップしてこなせる術を身に付けることができる、と考えられます。

 逆説的に考えれば、想定外の出来事が訪れるのを「待つ」ということがスケジュールを制する、ということにほかなりません。

 そう、ビジネスが上手くいくスケジュール術とは突き詰めれば「スケジュールを埋めないこと」。重要人物から急に声がかかった時、いつでも時間を作れるようにいかに空白欄をつくるかが肝になるのです。

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「華僑は忙しくてもスケジュールがゆるい」の著者

大城 太

大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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