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「おごり上手」は一生お金に困らない

2016年4月27日(水)

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 ビジネスの成功に結びつく華僑流の「お金の使い方」の肝は、節約することではなく、たくさん自腹を切ること!

 書店に並ぶお金の増やし方術や投資術、節約術などの本の豊富さを見る限り、それだけ多くの人がこの分野で困っていることがうかがえます。会社の財形貯蓄を利用する、少しずつ投資信託などを購入していくなどさまざまな切り口がありますが、いろいろな方法を試してもうまくいかず、次々新しい方法に手を出しているような人も多く見られます(かつて私自身もその一人でした)。

 なぜうまくいかないのか? 行動しても結果が出ないということは、そもそものお金に対する感覚が間違っている可能性があります。

増やし方の前に学ぶべきは「お金の使い方」!

 日本人の多くの中では「お金はもらうもの」というのが、一般常識になってはいないでしょうか。一方、華僑たちにとって「お金は使うもの」。

 「お金は使うもの」と聞いて、「いやいや私も給料が入れば、すぐに欲しいものを買ったり、ローンの支払いをしたりとたくさん使っているよ」という方も少なくないでしょう。

 ではそういう方に質問ですが、「使い方」の技術を学んだことはあるでしょうか? おそらく大半の人は「NO」だと思います。

 そうなのです、増やし方や節約方法などはたくさん学んでいるのに、使い方の技術を学んでいない人がほとんどなのです。給料の半分以上を貯蓄や投資に充てられる人は少ないはずです、ということは、「使うお金」が給料に占める割合が圧倒的に多いにも関わらず、使い方を学んでいないのです。

 貯蓄や投資よりも、使い方をまず学ぶべきなのですね。

日本で当たり前の「割り勘」、外国ではケチ?

 華僑が今も昔も変わらず、日本人のお金の使い方で首をかしげる代表的なものに「割り勘」があります。中国人だけが割り勘をしない、と思われる方もいるかもしれませんが、世界の大半の国では割り勘というのは、思いのほか根付いていません。

 日本人の大半の人の感覚として、お金の話をおおっぴらにするのは、何かいやらしい、いやしい、というのが常識になっているのではないでしょうか?

 お金の話はいやらしい、いやしいと思っているにも関わらず、利殖の本は花盛り。なんとも不思議な現象ですが、面と向かってリアルなお金の話をすることに抵抗があるのは確かでしょう。

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「「おごり上手」は一生お金に困らない」の著者

大城 太

大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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