• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ルールに縛られない華僑は「抜け道」探しが得意

2016年8月3日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 人間社会、特にビジネス社会では、日常起こり得る可能性の高い事柄や突発的な出来事に対応するために様々なルールが作られています。人は一人では生きていけないという現実の前で、生まれも育ちも違う人たちが集まれば、ルールが生まれるのは必然と言えるでしょう。規律規範がなければ、揉め事やトラブルが頻発し、二進も三進もいかなくなるのは目に見えています。

 そのような背景もあり、幾多のルールが作り出され、ルールが万能と思われる風潮を生み出しています。家庭内のルール、地域でのルール、会社でのルール、所属するグループでのルール…。ふと周りを見渡せば、ルールだらけの世の中になってしまっています。

 ITの発達と共に、自由な働き方や便利な制度が出てきたのも事実ですが、それに伴って、新たなルールが数多く創出されているのはご承知のとおり。そのたくさんのルールでがんじがらめになり、ストレスを抱えている人も多いのではないでしょうか?

 様々な分野で世界最先端をいくアメリカは、ルール作りでも先端をいきます。それらの多くが日本に上陸し、金科玉条のごとくありがたがる風潮を、首を傾げて見ている人たちがいます。そうです、華僑たちです。

 華僑たちは祖国である中国を離れ、外国で活躍する人々です。その華僑たちも当然、アメリカが多くの分野で最先端を走っているのは知っています。ですが、それは最先端なだけで、最適解でないことも同時に知っています。

 華僑たちは言います。物事には順番というものがあり、最先端だからといって、それが現在の自分の環境や社会にマッチするとは限らない、と。確かに医療分野などは最先端のほうがよいことも多いかもしれませんが、新しく発見されたり、発明改良されたりしたからといって、すぐにそれをルール化するのはどうか、ということを改めて見直してみるのはとても大切なことです。

アメリカがルールを必要とする理由

 アメリカがルール社会で成り立っている理由は、アメリカの歴史を紐とけば簡単に導き出せます。アメリカは移民国家であり、多民族国家です。今でこそアメリカ生まれ、という人もたくさんいますが、建国300年にも満たない歴史の中でこれだけ世界中から人々が集まって国家を形成しているところはほかにはありません。必然的にルール化社会になり、それを自然と受け入れる態勢、体制となっています。文化、宗教、思想が違う人が集まっているのですから、当たり前といえば当たり前の話です。自分以外の文化、宗教、思想を受け入れ、自分の文化、宗教、思想を受け入れてもらうのにはルール化が必要、と多くの人が考えている社会なのですね。

コメント6

「華僑直伝ずるゆる処世術」のバックナンバー

一覧

「ルールに縛られない華僑は「抜け道」探しが得意」の著者

大城 太

大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック