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人心掌握が得意な華僑は、こうして相手に近づく

2017年11月22日(水)

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 パソコンやスマホがいつでも手元にあるのが当たり前の時代になりました。直接だと気まずいことや言いにくいことも、絵文字などを使って察してもらえるようにメッセージを発信することが可能となりました。

 ですが、それはあくまで発信する側に自分がいる場合です。逆に受信側の場合は、返答に困ったり、それだけでは済まされないことが簡単にスルーされたりという不便さを感じるのではないでしょうか? また、うまくITが使えないため自分が言いたいことを思い通りに伝えられず、悶々としている方も少なくないようです。

 ITをうまく使えている人もそうでない人も、次の『論語』の言葉はしっかりと胸に刻んでおきたいものです。「人の己れを知らざるを患えず、人を知らざるを患う」です。直訳としては「自分のことをわかってくれないと嘆くより、自分が人のことをわかろうとしないことを心配しなさい」でいいでしょう。

相手を知らないのは大きなリスク

 「なんでわかってくれないんだよ?」と拗ねる子供を大人が諭しているような、そんなニュアンスもありますが、ビジネスパーソン的華僑流超訳としては「自分のことを嘆く前に、人のことを知らないのはリスクだ」となります。

 「知る」という言葉には様々な意味があります。認識する、理解する、悟る、感知する、記憶するなどなどがパッと思い浮かぶでしょう。

 いずれの意味でも相手が自分を知っていて、自分が相手を知らないとなれば、それは明らかに不利です。相手からこちらは見えているけれども、こちらからは相手が見えていない状態です。この状態は大きなリスク要因となり不安を引き起こしますので、人間はバランスを取ろうと相手のことを知ろうとします。

 仲の良い人を思い浮かべてください。おそらくバランスよくお互いのことを知っているのではないでしょうか? ビジネスパーソンは仲の良い人とばかりの付き合いとは限りません。中国古典に慣れ親しんでいる権謀術数使いの華僑は「自分を知ってもらいたいと願うなら、まず相手の情報を手に入れて『あなたのことを知っている』と伝えればいいだけ」と言います。

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「人心掌握が得意な華僑は、こうして相手に近づく」の著者

大城 太

大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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